25日の三条は猛暑がぶり返し、気温は30.4度まで上がって8日の32.1度以来18日ぶりの真夏日となった。
明け方の最低気温は18.7度で平年並みだったが、青空が広がって気温はぐんぐん上がり、午前10時には25.1度と25度を超え、午後2時15分にこの日最高の30.4度に達した。
9月中旬から最高気温が30度の届かなくなり、下旬になると最高気温が20度台前半にとどまる日が増えている。近年、9月いっぱいは厳しい暑さが続き、その後は一気に気温が下がって秋がないような年が多かったが、ことしは順調に気温が下がって日一日と秋気がみなぎっている。
涼秋に体が慣れてきただけに、25日の猛暑は一段と厳しく感じたが、季節は着実に進んでいる。燕三条地場産業振興センター周辺にはイチョウ並木が多く、すでに幹の周囲にオレンジ色の実を落とし始めたイチョウもあり、秋の足取りを感じさせる。