「燕三条 工場の祭典」の来訪者にタクシー利用券を配布 (2016.9.29)

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ことしも10月6日から9日まで燕三条地域の工場などをいっせいに公開する「燕三条 工場(こうば)の祭典」が行われるが、毎年、問題になるのが駅から参加企業までの二次交通の確保。その対策として、ことしは来訪者にタクシー利用券の配布を行う。

タクシー利用券のデザイン案
タクシー利用券のデザイン案

タクシー利用券は1枚500円分で1人に2枚を配布。1回の乗車で1枚しか使えない。乗車場所が降車場所のいずれかが工場の祭典の参加事業所や施設でなければならない。利用有効期間は工場の祭典開催中の4日間で、利用時間帯は午前7時から午後8時までに限る。

配布場所は案内所を設ける燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」、三条ものづくり学校、燕市産業史料館の3カ所で、利用できるタクシー会社は燕三条地域に事業所のあるエスタクシー、三条タクシー、中越交通、日の丸観光タクシー、燕タクシー、中央タクシー。

1人について2枚の配布なので、とくにグループでの利用がお得。例えば4人で訪れてそれぞれタクシー利用券をもらえば、タクシーを8回利用して計4,000円を利用料金に充てて1日たっぷり工場を回れることになる。

燕三条地域に限らず、地方での移動は二次交通が課題になるのが常。工場の祭典ではこれまでのシャトルバスの運行、レンタサイクル、デマンド交通の活用などを行ってきたが、それに加えてことしは初めてタクシー券を配布することにした。

これまでの工場の祭典で、どれだけタクシーが利用があったかを知ることのできるデータはない。今回のタクシー利用券の需要も未知数で、需要を見極める意味もあるが、ざっくりと1日100件ほどの利用があればと見ている。

タクシー以外の移動手段の手当ても厚くした。燕三条駅と工場の祭典の拠点となる三条ものづくり学校の間を20分間隔で無料のシャトルバスを運行。さらに三条ものづくり学校の臨時駐車場となる四日町市場と三条ものづくり学校の間でも無料シャトルバスを運行する。

デマンド交通はタクシー会社に利用の1時間前までに電話で予約すると、市内900カ所近い停留所まで来てくれ、目的地に近い停留所まで乗車できる。ふだんは休んでいる土、日曜も工場の祭典の期間中は休まず運行する。

料金は1人乗車なら2km未満500円から30km以上3,000円までだが、2人以上ならエリアによって1人当たり400円から800円で移動できる。いずれも小学生以下は半額。加えて工場の祭典中は、参加企業を中心に36の停留所を設けるので、よりいっそう便利になる。

レンタサイクルは燕三条Wing、三条ものづくり学校、燕市産業史料館の3カ所に設置し、1日500円で利用できる。いずれにしろ事前にこうした二次交通を調べて見学プランを立てることで便利な移動方法を発見できるはずだ。詳しくは工場の祭典のオフィシャルサイトや燕三条地場産業振興センター(電話:0256-35-7811)、デマンド交通は三条市環境課生活安全・交通係(電話:0256-34-5574)へ。

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