諏訪田製作所の創業90周年記念イベントで書家の泉田佑子さんがパフォーマンス (2016.11.26)

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株式会社諏訪田製作所(小林知行社長・三条市高安寺)は26、27の2日間、創業90周年記念事業として「ILLUMINART FES!!〜夜は短し、歩けよ工場〜。」を開いており、26日は正午過ぎから加茂市の書家、泉田佑子さんによるパフォーマンス「ART LIVE -泉田佑子SUWADAを書く-」を行った。

諏訪田製作所の工場内で作品「帰一」を完成させた泉田佑子さん
諏訪田製作所の工場内で作品「帰一」を完成させた泉田佑子さん

泉田さんは1976年加茂市生まれで、新潟大学教育学部書道科卒業し、さまざまなジャンルで幅広く活躍。14年には書空間「ギャラリー 宙(そら)」をオープンしている。

今回の作品のタイトルは、別々のものが最終的に一つに帰着するという意味の「帰一(きいつ)」。同社の工場を会場に、透明のアクリル板3枚を横に並べた270×150センチの大きなスペースにアクリル絵の具で制作した。

アクリル板をカンバスに描く
アクリル板をカンバスに描く

泉田さんは「宇宙のなかに帰一という言葉を書いてエネルギーの循環を表現してみたい。皆さんが心の中でずっと絶えず繰り返している、そんな思いを帰一という言葉に託して制作したい」とあいさつして始めた。

いきなり筆を振って白い絵の具のしずくをアクリル板に散らすと、青、黒、白などの絵の具を使い、時に舞うように全身を使って宇宙空間を思わせるイメージを描いた。それまではアクリル板の裏側に描いたが、最後に表側に回って白い絵の具で「帰一」と書いて作品が完成。泉田さんの髪や服に飛び散った絵の具が激しさを象徴しており、かたずを飲んで一部始終を見学した数十人の来場者から拍手がわいた。

 諏訪田製作所の工場内で作品「帰一」を完成させた泉田佑子さん

泉田さんにとってもアクリル板を使うの初めての経験。同社からアートというキーワードを受けてチャンレジした。紙に書くようには筆が走らず書きにくかったが、「わたしも次のステージへ行けるのではと思う」と新たな可能性を感じていた。

このほかに夜は工場内をイルミネーションで彩る「イルミナイトツアー」、工場の裏側を職人が案内する「バックヤードツアー」、ポロシェ、マセラッティ、BMWが並ぶ「SUWDAモーターショウ」、吉川ナオミ&JazzFriends出演の「FACTORYJAZZセッション」、ナポリピッツアや中華そばなどを販売するフードコートの開設などを行っており、誰でも無料で入場できる。

 ショールーム前はフードコートでにぎわう
ショールーム前はフードコートでにぎわう
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