高校と地域の柔軟な連携を求めて新潟県央工業、三条商業、加茂農林の3高校がNPO法人設立 (2017.2.14)

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地域と連携した特色ある学校づくりを推進する「オンリーワンスクール新潟未来プロジェクト」に合同で取り組んだ県央地域の新潟県央工業、三条商業、加茂農林の県立3高校が1月末、NPO法人トライ・フューチャーを設立。学校の垣根を越えた連携を図り、これまで以上に柔軟に地域とかかわっていく。

NPO法人「トライ・フューチャー」の社員となった3高校の生徒
NPO法人「トライ・フューチャー」の社員となった3高校の生徒

7日に県央工高で平成28年度のオンリーワンスクール新潟未来プロジェクトの報告会を開き、3校が取り組みを発表するとともに、1月25日付けで特定非営利活動法人トライ・フューチャーが設立したことを報告した。

同NPO法人は、県央地域に対して地域の専門高校生が観光・防災・環境の3つの視点から地域活性化のための事業を行い、活気ある街の創造に寄与することを目的とする。

理事は、理事長の県央工高・大湊卓郎校長をはじめ、3校の校長3人、生徒会長3人、監事1人の7人。3校の教頭3人と副会長3人の6人を含めた計13人が社員で、事務所を県央工高内に置く。

平成28年度オンリーワンスクール新潟未来プロジェクトの報告会
平成28年度オンリーワンスクール新潟未来プロジェクトの報告会

事業としては、防災キャンプへの参加と防災フォーラムの開催、五十嵐川土手環境整備活動、防災グッズの商品開発、未利用資源の有効活用や廃棄物リサイクルシステム作り、教育・学習・体験ツアーの企画、立案及び高校生ガイドの実施、三条マルシェなど三条市主催のイベント等の企画・運営。スタッフとしての参加、観光農場体験ツアーの施策的取り組み、文化祭の相互参加、物品・農産物等の販売事業などを行っていく。

大湊校長はあいさつでNPO法人設立の経緯について話した。各地方や地域はさまざまな課題を抱えるが、すべてを行政組織が解決することは難しい。地域のことは地域の人たちの力で解決することが求められるが、地方に行くほど人は少なく、地方は力が足りない。

理事長の県央工高・大湊校長のあいさつ
理事長の県央工高・大湊校長のあいさつ

「高校生はもちろん勉強することは第一だが、勉強しながらでも地域の力になれることがあるのではないか。とはいえ、学校でできることには限りがあり、NPO法人ならもっと柔軟に活動できる」と話した。

平成28年度の同プロジェクトの活動報告として、NPO法人設立、防災キャンプ報告、各校の取り組みなどを生徒が発表。続いて、同法人の活動のひとつとなる「NPO法人オフィシャル・デザートコンテスト」について三条市東本成寺、佐久間食品株式会社の佐久間康之さんがジェラートのアイデア募集を説明。来賓のNPO法人にいがた防災ボランティアネットワークの李仁鉄事務局長が、NPO法人の仕組みや生徒の活動報告にふれ、「ビジネスのパートナーとしてやりましょう」と活動の可能性を示した。


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