弥彦村立弥彦中学校生徒会は20日、村内全戸に配布する「2017年度ふれあいカレンダー」を作成し、村に届けた。
生徒会からいずれも3年生の会長の本間海那さん、副会長の桜井郁朗さんと田中桃夏さんの3人が村役場を訪れて小林豊彦村長に手渡した。
弥彦中生徒会は98年度から毎年度、学校と地域の連携を深めようと、総合的な学習の時間を活用して「みんなに伝えたいこと」の視点でテーマを決めて「ふれあいカレンダー」を作成。生徒が村内の全世帯を約2,700戸を直接、訪問して配布しており、今年度分の配布はすでに終わった。
今年度は「心打たれる弥彦の魅力」をテーマに3年生全員が観光ポスターのようなキャッチフレーズを入れた絵画を作成し、全校生徒の投票で上位6点を採用した。
カレンダーはA2判縦で、上半分に6点の作品を並べ、下半分に4月始まりのカレンダーをデザイン。テーマの語句は2年生が毛筆で書いたものを配した。
本間生徒会長は、季節の観点では新緑や菊祭り、色彩は自然の緑に夕焼けの赤と、「色からも見ても季節から見ても題言に合っててことしはすごくできがいいんじゃないかと思っている」、「1枚1枚、見ると弥彦らしく、やっぱり見たときに全部、神さまの恵みなわけで、弥彦という土地は神さまがとても影響しているなというのが伝わってくる」と出来栄えを喜んだ。