栃尾美術館所蔵品展、新宿伊勢丹が開店した当時からのポスターデザインに注目 (2017.3.6)

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長岡市栃尾美術館は4日から4月9日まで「館所蔵品展〜春の展示〜ふるさとゆかりの作家たち」を開いている。展示作品は所蔵作品のごく一部、13人の作家の合わせて45点で、絵画、書道、染色、陶芸などが並んでいる。

長岡市栃尾美術館で開かれている館所蔵品展
長岡市栃尾美術館で開かれている館所蔵品展

注目を集めているのは、戦前はグラフィックデザイナー、戦後は童画作家として活躍した風間四郎氏(1902--92)がデザインしたポスター4点で、うち3点は新宿伊勢丹のポスター。最も古い1933年(昭和8)のポスターは「新築竣成 奉仕の開店」と開店時のもので、ほかは35年(昭和10)と、「全館完成」とある57年(昭和33)のポスターだ。

栃尾出身の風間四郎氏がデザインした昔の新宿伊勢丹のポスター
栃尾出身の風間四郎氏がデザインした昔の新宿伊勢丹のポスター

いずれも新宿伊勢丹を背景に女性を描いたデザインで、女性の描き方や女性の服装に時代が色濃く投影されていて興味深く鑑賞できる。また、新宿伊勢丹は37年に外壁を取り壊して今の様式となったようだが、古い2点のポスターはそれ以前の古い外壁が描かれている。

富川潤一氏の作品
富川潤一氏の作品

ほかにも栃尾出身では、洋画家富川順一氏(1907-95)、詩人の堀口大學や会津八一とも交流のあった陶芸家齋藤三郎氏(1913-81)、書家の羽賀小町氏(1934-)、加茂市出身で京都で三輪晁勢の指導を受けたのち栃尾に移住した千城狐巳任氏(1921-2006)などの作家の作品がある。

午前9時から午後5時まで開館、月曜休館。ただし祝日の20日(月・祝)は開館し、21日(火)は休館する。観覧料は一般200円、大高生150円、中小生100円。

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