三条祭りの大名行列は雨が水を差すも舞い込みは予定通り (2017.5.16)

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三条祭りは三条市・八幡宮春季大祭の15日、大名行列と舞い込みが行われた。大名行列は雨のため途中で中止になったが、舞い込みまでには雨はあがって予定通り実施。400人以上で編成する10万石の格式の大名行列が八幡宮を出発して参道から大通りを練り歩き、八幡宮に戻ると舞い込みで天狗(てんぐ)や御輿(みこし)の後に続いて肩車した親子が境内を回り、わが子の無病息災を願った。

大通りを進む大名行列のてんぐ
大通りを進む大名行列のてんぐ

三条祭り大名行列と舞い込みのフォトアルバム

快晴のなか大名行列は午後0時45分に八幡宮を出発。直後から何度か小雨がぱらつき、2時15分ころから雨脚が強まった。御輿や道具にビニールカバーをかけていると、「10分ほど停止して、沿道のアーケードなどを借りて雨宿りするように」と参加者に指示が流れた。アスファルトが雨で黒くぬれるほどになり、出発から2時間足らずの午後2時半前に中止となった。

大名行列は、先供(やっこ)を先頭に、導祖神(てんぐ)、弓持ち、鷹匠の子どもたち、三条祭り若衆会、神職、囃子方(はやしかた)などが続き、最後尾に傘鉾人形の総勢400人以上の行列を編成した。

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舞い込みでは子どもを肩車した親でぎっしり

露店がひしめく参道を出発し、アーケードのあちこちに紅白幕が下がった大通りを西から東へ向かった。沿道には見物客が切れ目なく並び、いつもながら道具を投げて受け渡しする先供の美技には自然と歓声や拍手が起きた。

見物客のお待ちかねは天狗。天狗の姿が見えると「来た、来た!」と声を上げ、近くへやって来ると写真を撮り、天狗を背景に自撮りする人も。幼児は天狗の威容に目を釘付けで、剣の柄を地面に打ち下ろして「カーンッ!」という音を響かせて歩く天狗の迫力に泣き出す子どもも目立った。

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拝殿を駆け上がろうとする神輿を押し返そうと待ち構える

雨のため残念ながらゴールの田島神社までたどり着くことはかなわず、「残念だねー」、「お疲れさま」と声がかける見物客もいた。

天気はしだいに回復し、午後5時からの舞い込みは予定通りに行われた。祭りの半てんを着た子どもを肩車した親子とその家族で境内はいっぱいになり、ふだんの市街地のようすからは想像できない子どもの数に「本当に少子化なのかね?」と驚く人もいた。

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拝殿に参拝して神官に頭をなでてもらう

神馬、天狗、2基の御輿(みこし)、太鼓が順番に駆け足で境内を周って拝殿に上がり、そのあとに続いて肩車した親子も拝殿に入り、神官に頭をなでてもらって無病息災を願った。

御輿と最後の太鼓が拝殿に入るときには、祭りを終わらせまいとして拝殿前で待ち構える側が御輿や太鼓を押し返す。何度か繰り返して拝殿に収まると、参加者と観客からは自然と拍手が起こった。


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