田上町でウメ「越の梅」の出荷始まる (2017.6.23)

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県内有数のウメの産地、田上町で21日、果肉部が多くて皮が薄く梅干しにも適したウメ「越の梅(こしのうめ)」の出荷が始まった。ことしの品質は良好で、梅雨入りと同時の収穫となった。

21日に田上町でウメ「越の梅」の出荷が始まり収穫したウメを選果機にかける田上町梅生産組合の小柳組合長
21日に田上町でウメ「越の梅」の出荷が始まり収穫したウメを選果機にかける田上町梅生産組合の小柳組合長

「越の梅」は、種が小さくて果肉部が多く、皮が薄く、色づきがいいといった特徴がある。田上地区では、約30軒の生産者が計約7ヘクタールで栽培している。

ことし1月半ばの湿った雪で、枝が折れたり、幹が裂けたりする被害があった。春先の花の咲くころは天候もよく、順調に生育した。例年より小粒傾向だが、実のつき方は良く、収穫量は例年並み。収穫は10日ほど続き、6月末までに終わるとみられ、同地区全体の出荷量は、例年並みの約50トンを見込む。

 収穫する青梅の状態の「越の梅」
収穫する青梅の状態の「越の梅」

21日は雨が降るなか、田上町梅生産組合の小柳松栄組合長も朝から収穫作業を行った。まだ緑色の青梅の状態で収穫る。枝に連なる青梅を両手を使って手際よくもぎ取り、肩から下げた「ぽて」と呼ぶかごに入れていった。

収穫したウメは、自宅の選果機にかけてSから3Lのサイズに分けて箱に入れ、この日のうちにJAにいがた南蒲田上カントリーエレベーター=田上町原ケ先新田=に搬入した。

 収穫作業を行う小柳組合長
収穫作業を行う小柳組合長

田上のウメは県内市場、酒造会社、漬物業者、JAにいがた南蒲加工センターに出荷され、すべて県内で消費される。同JA加工センターでは、梅干し、ウメジャム、梅肉ペースト、ウメジュースに加工して販売する。


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