県央基幹病院の内水対策とアクセス道路に一定の方向性 (2017.6.24)

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三条、燕、加茂、田上、弥彦の県央地域5市町村でつくる「県央基幹病院設置に係る道路等環境整備促進期成同盟会」は23日、平成29年度総会を開き、県央基幹病院に隣接する道路の拡幅と新規整備などを示した平成29年度事業計画などを決めた。

県央基幹病院設置に係る道路等環境整備促進期成同盟会の平成29年度総会
県央基幹病院設置に係る道路等環境整備促進期成同盟会の平成29年度総会

同期成同盟会は、救命救急センターを併設した基幹病院の早期開設に向け、5市町村が一致団結し、道路など環境整備の実現に関する事業などを行うため、2015年に設立した。新潟県は昨年9月、県央基幹病院の建設場所を決定し、平成35年度早期の開院を示す基本方針を示し、現在は基本設計に入っている。

23日は5市町村の首長と議会議長が出席した。会長の国定三条市長があいさつで、建設地周辺の幹線道路を中心に慢性的な交通渋滞が発生しており、「まずはこの渋滞の解消が一刻を争う重篤(じゅうとく)な患者さんの救命の鍵を握っている。同時に冠水対策にも万全を期する必要がある」とし、「開院までにこれらの課題解消に向けた道路等環境整備が不可欠」と述べた。

 会長の国定三条市長
会長の国定三条市長

さらに、その環境整備のうち、いちばんの足元になる県央基幹病院の内水対策と、整備が不可欠な県央大橋から国道8号を結ぶアクセス道路の整備は、県との間で一定の方向性を見たと明らかにし、同期成同盟会の活動に感謝した。

県央大橋から国道8号を結ぶアクセス道路は、県央基幹病院に隣接する都市計画道路「3.3.5下須頃上須頃線」(1,760m)のことで、その拡幅と新規整備を、三条市が事業主体となって整備していくこととなった。現在供用されている、国道8号の須頃(二)交差点から里見須頃店の前を通り、ピアザ デッレ グラツィエ前付近までの1,100mを拡幅。そこから県央大橋付近までの650mを新たに整備するもので、病院の開院前までに整備する。

 配布資料
配布資料

議事では役員改選、平成28年度の事業報告、収支決算、平成29年度の事業計画(案)、収支予算(案)について、すべて原案通り決めた。平成29年度事業計画は、次の5項目を重点目標として運動を展開するとともに、関係当局に要望し、事業の早期実現を期する。

  1. 県央基幹病院周辺の環境整備の促進
  2. 国道289号バイパス整備及び(仮称)石上大橋下流橋建設の促進
  3. 国道403号バイパス整備の促進
  4. 各地域からのアクセス道路整備の促進
  5. 道路財特法の補助率に係る特別措置の継続

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