「もとまちきゅうり」でキュウリをブランド化【燕・弥彦 ぐるっと探訪】 (2017.7.21)

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燕・弥彦ぐるっと探訪新潟県燕市の北部に位置し、ほとんどを田畑が占める吉田本町(よしだもとまち)。2013年から地元産野菜のブランド化を進め、なかでもキュウリの「もとまちきゅうり」に力を入れる。「瀬戸農園」でキュウリやコメをはじめ各種野菜を生産する瀬戸隆正さん(37)も、もとまちきゅうりを栽培する農家のひとりだ。

“キュウリのブランド化に挑む”

 2014年に農業を継いだ瀬戸さん(2017年7月10日)
2014年に農業を継いだ瀬戸さん(2017年7月10日)

1973年(昭和48)、吉田本町で生産する野菜を共同出荷する本町そ菜出荷組合(加藤達男組合長)が発足。それから40周年になったのを契機に2013年からブランド化に取り組む。デザイン事務所に依頼してもとまち野菜のロゴを制作し、14年からもとまちきゅうりを出荷する段ボールケースもデザインし、段ボール箱のままディスプレーするスーパーが増えているなかで、注目度は抜群だ。

 収穫を待つみずみずしい“もとまちきゅうり”
収穫を待つみずみずしい“もとまちきゅうり”

組合員の農家は13軒あり、うち9軒がキュウリを栽培する。もとまちきゅうりは、3月中旬、7月中旬、8月中旬と3期に分けて種をまいて栽培する。とくにビニールハウスに暖房を入れて栽培する春キュウリは、弱い日差しで育ち、皮が薄くて柔らかく、ジューシーで定評がある。

本町蔬菜出荷組合発足40周年でデザインしたもとまちきゅうりの段ボール箱
本町蔬菜出荷組合発足40周年でデザインしたもとまちきゅうりの段ボール箱

“34歳で農業を継ぐ”

瀬戸さんは昨年、組合の副組合長に就いたが、実は家業を継いでまだ4年目だ。高校を卒業すると埼玉県の大学に進学して法学部で学び、卒業すると都内の焼き肉店に就職。まもなく狂牛病が流行し、会社の経営方針に合わないこともあって1年で退職してUターン。せっかくふるさとへ戻ったのなら、家の仕事にかかわる仕事に三条市・株式会社三条中央青果卸売市場に就職。34歳になった14年6月で退職し、7月から農業を継いだ。

 収穫を待つみずみずしい“もとまちきゅうり”
収穫を待つみずみずしい“もとまちきゅうり”

「家に戻ったときは、いずれ農業を継ごうという気持ちはあったと思います」と瀬戸さん。組合が世代交代し、若手が増えてきた。両親も年をとってきた。両親が働けなくなっていきなり農業を始めるのは不安があり、一緒に働きながら仕事を覚えたいと考えて、このタイミングになった。両親に継げと言われたわけではない。

両親と3人で働いている。もとまちきゅうりは5棟のビニールハウス、合わせて約30アールで栽培する。「親がやるのを子どものときから見てきました。作業は昔のまんまだけど、見るのとやるのとではまったく違う」と言い、知り合いに食べておいしかったと言われたり、小売店からよく売れたと言われたりするとうれしい。「今も全然、素人ですから」と笑う。

“キュウリ嫌いな子どもも食べたくなるキュウリを”

 もとまちきゅうりのこれからを語る瀬戸さん
もとまちきゅうりのこれからを語る瀬戸さん

9軒の農家では、もとまちきゅうりの生産量は限られる。関東への出荷も無理だ。「地域に密着し、地元に愛されるキュウリにしていきたい。キュウリと言えば、もとまちきゅうりと言われるようにしたい」。

ことしは、地元のみそ会社のみそを使った、もとまちきゅうりの味噌漬けの生産に初めて取り組んでいる。「ほかの業種との連携や地元飲食店でのもとまちきゅうりを使った料理の提供も進めたい」と言い、「キュウリが嫌いな子どもでも食べたくなるキュウリをつくってみたい」と夢見ている。

さらにもとまちきゅうりの魅力や取り組みをアピールしていこうと、10月5日から8日まで燕三条地域の名だたる工場を開放することしで5年目の「燕三条 工場の祭典」に、初めて本町そ菜出荷組合として参加する。もとまちきゅうりはスーパー「ウオロク」が販売しているほか、各栽培農家でも直接、販売する。JA越後中央吉田営農センターへ。

JA越後中央吉田営農センター
住所/〒959-0264 新潟県燕市吉田2791-1
電話/0256-93-5257
ファクス/0256-92-5136

瀬戸農園 SETO Farm
住所/〒959-0268 新潟県燕市吉田本町1132
電話・ファクス/0256-93-3924

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