弥彦燈籠まつり最高潮の25日夜はぴたりと雨がやんでうっぷんを晴らすように盛り上がる (2017.7.27)

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24日から26日までの3日間、弥彦神社を中心に弥彦村で弥彦燈籠(とうろう)まつりが行われた。初日24日は大雨に見舞われて村が災害対応に追われるなか、すべての行事を中止する異例の措置となった。25日も雨が続き、空模様を心配しながらの運営となったが、日中で雨はあがった。最高潮を迎える夜の行事はすべて予定通り行われ、雨に見舞われたうっぷんを晴らすように熱く盛り上がった。

燈籠押しと花火が同時に進行
燈籠押しと花火が同時に進行

弥彦灯籠まつり2日目のフォトアルバム

25日は午前9時から弥彦神社拝殿で大御膳献進の大祭に始まり、日中は村内一周燈籠まつり駅伝大会、芸妓連、青年・子ども燈籠押し、お欅引(けやきひき)「巡行路清祓」、拝殿では2回の祈とう、拝殿前の仮設舞殿では里神楽、剣舞、詩吟の奉納が行われた。

夜は大燈籠宿下りから弥彦山松明大行進、スターマイン奉納花火大会が続くなかで御神輿渡御と大燈籠巡行が進み、最後に大燈籠が集結した仮設舞殿で神歌楽と天犬舞奉奏が行われた。

子ども燈籠押しは時間を繰り上げて弥彦神社へ戻る
子ども燈籠押しは時間を繰り上げて弥彦神社へ戻る

弥彦灯籠押しは舞楽とともに国の重要無形民俗文化財となっている。2日目は、ふつうのまつりなら2、3日に分けて行うであろう数多くの行事が1日にぎゅっと凝縮して行われるのも大きな特徴だ。

日中はしっかり雨が降り、10基の燈籠と2基の神輿を担ぐ子ども燈籠押しは予定より2時間近く早く繰り上げて弥彦神社に集結し、終了。ジャージにはっぴで参加した弥彦中学校生徒は、雨で全身ずぶぬれだった。雨か汗かの違いで、雨のおかげで逆に猛暑は免れた。うち10人の生徒は、こんどはケヤキの木を走って引き回して巡行する道を清め払うお欅引に出発した。

宿下りで小若組も木遣りを披露
宿下りで小若組も木遣りを披露

天気予報通り夜になるとぴたりと雨がやんだ。12の燈籠講中が拝殿前でおはらいを受けると、それぞれの宿元へ向かい、木遣り、盆踊り、よさこいソーラン、和太鼓やたる太鼓の演奏などで気勢を上げ、まつりムードを盛り上げた。弥彦山松明大行進は弥彦山頂から山岳会会員がたいまつを手に下り、雨が降り続けば山頂からの出発を見合わせるつもりだったが、予定通り山頂から出発。弥彦神社に参拝するとドラムをたたくボーイスカウトを先頭に神社前通りを進んだ。

弥彦山松明大行進
弥彦山松明大行進

スターマイン奉納花火大会が始まると、いよいよ御神輿渡御と大燈籠巡行。花火の音が響く中で各講中が木枠に燈籠を載せ、造花で花燈籠を担いで進み、途中で歩みを止めて激しくもんだり、燈籠で押し合ったり。その威勢の良さや担ぎっぷりに見物客は大きな拍手を送っていた。

宮司宅の前でたる太鼓を披露
宮司宅の前でたる太鼓を披露

また、ことしは当初23日に予定された燕市・燕大花火大会が雨で順延されてこの日と重なり、燕と弥彦で珍しいアベック花火となった。見物客の多くは花火打ち上げ場所の弥彦公園前、露店も並んだ外苑坂通りに陣取り、花火と一緒に通りを進む松明大行進、御神輿渡御、大燈籠巡行を見物し、加えてことしは建物や木々の間から燕の花火も見ることができるぜたくな夏の夜を過ごしていた。


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