働くお母さんに代わって夏休みの子どもの昼食作りを肩代わりする「子ども食堂」 (2017.7.28)

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夏休みにお母さんの子どもの昼食づくりを手伝い、なんなら子どもと一緒に昼食を作ったり、宿題をしてもらおうと、一般社団法人マドンナワークス(相場浩代表理事・三条市本町5)は27日から夏休みの間、8日間にわたって三条市福島新田、JAにいがた南蒲農産物直売所「ただいまーと」で「夏休みただいまーっ♪と子ども食堂」を開いている。

マドンナワークスの初めての「夏休みただいまーっ♪と子ども食堂」
マドンナワークスの初めての「夏休みただいまーっ♪と子ども食堂」

開設日は27日以降は8月中の平日で、2日(水)、3日(木)、8日(火)、10日(木)、17日(木)、22日(火)、24日(木)。いずれも「ただいまーと」2階の調理実習室も備えた交流フロア「なないろ*ポート」が会場で、午前9時半から希望者を対象に宿題タイムから始まり、11時から昼ご飯の受け付けと準備をして、正午から「いただきます」。午後1時から片付け、2時にお帰りの日程だ。

初日27日は小学校1年生から5年生までの子どもと保護者合わせて16人が参加。宿題のあとこの事業の協賛企業から寄付を受けたコメでミートソース丼やスープを調理したほか、「ただいまーと」などで入手したトマト、トウモロコシ、ブドウ、エダマメを食べた。子どもたちは野菜を洗ったり、料理を盛りつけたりの作業を手伝った。

三条市曲渕に住む渡辺由貴子さん(44)は、小学校4年生の長女と保育園年中児の長男の2人の子どもがある。保育園でこの事業のちらしをもらった。「長女はしっかりしていて、ふだんは放っておきがちなので、一緒にかかわりたいと思いました」と、長女とふたりで参加した。

参加者で記念撮影
参加者で記念撮影

「みんなで食べるのも楽しかった。子どもとふたりだけだと会話が一言で終わってしまうのが、長く話すことができた」とコミュニケーションがとれたことを喜んだ。この日はたまたま仕事は休みだったが、「子どもが今度は友だちと来ようと言っていたので、次は子どもだけで参加させようと思います」と親子とも子ども食堂を気に入っていた。

女性の就労をサポートするマドンナ・ワークスは昨年度、運営していた三条市・みんなのまちの交流拠点「みんくる」で子どもたちから夏休みの宿題に取り組んでもらう事業を行った。夏休みは学校の給食がないので、働いているお母さんにとっては昼食を作っておくのが大きな負担になっている。

また、おじいさん、おばあさんも夏休みは孫の世話に追われて日常の用事を足す時間がなくなることもある。1日だけでもそうしたことから開放させてあげたいと初めて企画した。子ども食堂は1日限定20食で空きは少なくなっており、参加したい人はマドンナワークスのLINE@(アカウント「@xft8941j」)に登録して1:1トークで申し込むか、公式サイトの「子ども食堂参加申込」フォームから申し込む。参加費は小中学生100円、高校生300円だが、調理の手伝いをすると無料になる。おとなは500円。宿題タイムの参加を希望する人は別に1ドリンク込みで300円が必要。

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