2万本の竹あかりに包まれた幻想的な空間でパフォーマンス (2017.8.28)

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26日午後から夕方にかけて弥彦村・弥彦公園前駐車場で恒例の「笑顔の竹あかり」が開かれ、広島の残り火「平和の火」を移した2万本もの竹あかりがともる幻想的な空間を舞台にダンスや音楽が繰り広げられた。

 竹あかりに火をともす来場者
竹あかりに火をともす来場者

「笑顔の竹あかり in 弥彦」のフォトアルバム

越後弥彦チャリティーコンサート実行委員会(代表・二村清栄株式会社二村建築社長)が毎年開いているイベントで、今のような大規模な形になってことしで4年目。盲導犬チャリティーや24時間テレビのチャリティーも兼ねている。

イベントは竹あかりの点灯からスタート。2万本にものぼる竹あかりは、二村建築社員が空いた時間に作る。竹の節を利用して大きく笑った口と、穴を開けて目を表現。あかりがともると暗闇のなかにたくさんの笑顔が浮かび上がる。

 樽砧の演奏
樽砧の演奏

毎年、半分以上を新しく作るので、それだけでも大仕事だが、点灯も簡単ではない。関係者はもちろん、来場者にも頼んで竹あかりのろうそくに火をともしてもらった。

5時から広島の灯り「平和の火」をメーンたいまつに点灯。5時半から「平和の祈り 太鼓の共演」で地元弥彦村や三条市、新潟市西蒲区の5つの和太鼓団体が共演。弥彦村のよさこい添弥、一之宮会民謡流しで1部を終わった。

2万本の竹あかりがびっしりと広がる
2万本の竹あかりがびっしりと広がる

2部は「平和の祈り メインステージ 目覚めよスピリット」と題して1983年に創設者の国友須賀氏が高知で開設した「スガジャズダンススタジオ」を母体とする「須賀 IZANAI 連」に、下越地方で活動する踊り子のつながり「合同連 -光-」も加わって踊りのページェントのようになステージを繰り広げた。最後に一之宮会民謡流しで幕を閉じた。

インスタ映えする写真を撮ろうと女性だけの来場も目立った
インスタ映えする写真を撮ろうと女性だけの来場も目立った

明け方に猛烈な雨が降って天気が心配されたが、火が出るころにはぴたりと、今の時期としては過ごしやすい陽気に恵まれ、過去最多と思われる人出だった。ステージは映像を映すスクリーンを中央にして、左右のステージを交互に使ってノンストップで進行。来場者は「すごかったね〜」とただただ感動した。

一方で敷き詰められたような無数の竹あかりの光が圧巻。若い女性が目立ち、インスタ映えする写真を撮ろうとスマートフォンのレンズをあかりに向け、友だちと一緒に自撮りして美しい空間を記録に残し、ネットに拡散していた。

見事なパファーマンスで来場者を圧倒
見事なパファーマンスで来場者を圧倒

新潟市西蒲区から訪れた高校1年生の娘と訪れた40歳代のお母さんは、10年ほど前に「にいがた総踊り」で「合同連 -光-」としても踊ったことがある。「笑顔の竹あかり」に訪れたのは初めてで、「ずっと来たかったけどようやくに来れた」と言い、「ミュージカルや舞台が好きで、踊りも映像もすごかったし、ステージの作りがおもしろかった」と感激。竹あかりは「わたしもぜひ作るところからやってみたい」と話していた。

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