三条市内4施設が連携してものづくりを切り口に9月は「ツクール・ド・さんじょう」 (2017.9.2)

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三条市内の公共施設が連携を図ろうと三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」の呼びかけで9月1日から30日まで図書館、三条ものづくり学校、道の駅 庭園の郷とともに4施設で初めて「本でつながるツクール・ド・さんじょう」を行っている。

 「本でつながるツクール・ド・さんじょう」PRするステージえんがわのスタッフ
「本でつながるツクール・ド・さんじょう」PRするステージえんがわのスタッフ

市内に点在する4施設を三条の特色である「ものづくり」を切り口に線でつなげる施設連携プロジェクト。今回はその初回で「スコップ」がテーマ。期間中はスコップにまつわる本を図書館スタッフが選書して4施設に設置し、4施設をめぐるスタンプラリーならぬ「スコップラリー」を行っているほか、施設ごとにイベントを企画した。今後もテーマを変えて年に何度か施設連携を行う考えだ。

スコップにまつわる本は、各施設に天板を白く塗った机と背もたれを白く塗ったいすを設置し、そこに置いている。スコップラリーは各施設に設置したスタンプを押し、4つ集めて図書館か庭園の郷に行くと花の種がもらえる。

 図書館が選書してステージえんがわに設置したスコップにまつわる本
図書館が選書してステージえんがわに設置したスコップにまつわる本

施設ごとのイベントは、三条ものづくり学校が「Power of 燕三条 スピンオフ企画 ースコップができるまでー」、道の駅 庭園の郷 保内が「園芸用スコップを利用して寄せ植え体験」、ステージえんがわが「アイロンで簡単!押し花しおりを作ろう」、図書館が「こころにスコップ?おはなし会」と「図書館に花を植えようワークショップ」。

三条ものづくり学校の「Power of 燕三条 スピンオフ企画 ースコップができるまでー」は1日から30日までエントランスで行う企画展で、三条市・永塚製作所の園芸用スコップの製造工程を実際の材料、製品を用いて展示している。

道の駅 庭園の郷 保内の「園芸用スコップを利用して寄せ植え体験」は、定休日の火曜を除く1日から30日まで開き、好きな苗を4つを選んで鉢に寄せ植えし、持ち帰ることができる。参加費は980円。

「本でつながる ツクール・ド・さんじょう」のちらし
「本でつながる ツクール・ド・さんじょう」のちらし

ステージえんがわの「アイロンで簡単!押し花しおりを作ろう」は、2日、9日、16日、23日といずれも土曜の午前10時から11時半まで開き、季節の花をアイロンで簡単に押し花にし、さまざまな色の台紙やリボンを選んで世界にひとつだけのオリジナルしおりを作る。会費はお茶付き500円で、各回先着10人で締め切る。

図書館の「こころにスコップ?おはなし会」は、3日(日)午前11時から11時半まで開き、穴・掘る・土・緑・花などをテーマにした絵本の読み聞かせを行う。参加費は無料。「図書館に花を植えようワークショップ」は、24日(日)午後2時から3時まで開き、園芸に関する講座を受け、図書館に設置するプランターなどの植え込み作業を行う。参加費は無料で先着順で定員10人で締め切る。参加したい人は17日までに図書館(電話:0256-32-0657)へ申し込む。

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