見附高校美術教諭の中村信さんが7回目の個展 (2017.9.19)

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県立見附高校美術教諭の三条市の中村信(まこと)さん(53)の2年ぶり7回目となる個展が24日まで見附市の「ギャラリーみつけ」で開かれており、絵画と木彫、立体の作品を展示している。

「ギャラリーみつけ」で個展を開いている中村信さん’
「ギャラリーみつけ」で個展を開いている中村信さん’

絵画はアクリルで描いた18点。木彫は主に魚がテーマの12点。立体は犬がテーマの7点。合わせて37点を2つの展示を使って展示している。

絵画はベニヤ板に描くので、制作は自分でパネルを作ることから始まる。自分で撮った写真を素材に描き、その上に色とりどりのセロハン紙をレイヤーのように重ねた表現の作品が多い。

絵画を展示する会場
絵画を展示する会場
立体作品を中心に展示する会場
立体作品を中心に展示する会場

「重なると意味が深まるんじゃないかと思う」と中村さん。にごりのない彩度の高い色遣いが鮮烈で、複数の素材を組み合わせた作品は記憶のコラージュのようでもある。「風景 - Flanger」と題したシリーズは、今回のために制作した。高校から家へ向かう途中、県道8号長岡見附三条線から見える水田が広がる風景を、3枚の作品を横に並べてつながってひとつの作品になる。中村さんは「送電塔がいっぱいある風景がおもしろいと思った」と言い、懐かしさを感じる地元の人も多い。

県道8号長岡見附三条線から三条市の市街地へ向かうときに見える風景をシリーズにした「風景 - Flanger」
県道8号長岡見附三条線から三条市の市街地へ向かうときに見える風景をシリーズにした「風景 - Flanger」

木彫は授業の教材として見本で木のスプーンなどを作ったのをきっかけに、作品として制作するようになった。手のひらサイズの作品で、制作にはのこぎり、小刀、彫刻刀、やすり、最後は布で磨き、塗装していないのに光沢が出るまで手間をかけて仕上げている。流麗なフォルムで、つい手に取ってみたくなる。

立体作品は、何気なくスケッチブックに描いていた犬がヒントになった。犬に見えるぎりぎりのところまで極力、シンプルな形で角材を組み合わせたフレームで造形。立体のピクセルアートのような表現がユニークだ。さらにホームセンターなどで手軽に入手できるPP(ポリプロピレン)の板を面として同様にシンプルに犬を作った作品もある。全体としてポップなイメージの個展になっている。

「砂浜の街 -maze」
「砂浜の街 -maze」

中村さんは新潟大学教育学部美術科を卒業すると首都圏で高級家具のデザインや施行、デザイン研究所で景観デザインを手掛けた。神奈川県横浜市にある94年竣工の新横浜大橋は中村さんが中心となって親柱、欄干、照明器具などのデザインを手掛けた。

その後、ふるさとに戻って96年から県立高校美術教諭に。津南高を振り出しに村松高、栃尾高、そして今は見附高に勤務する一方、02年から新潟市や見附市で個展を開き、今回で個展は2年ぶり7回目。09年に県芸展で洋画部門連盟賞を受賞。それぞれ洋画部門で県美術家連盟会員、三条美術協会理事、三条市美術展運営委員に就く。また、父は高校の書道教諭だった書家の中村城翠さん、妹も書家の中村暢子さんでも知られる。

木彫の作品
木彫の作品

個展を開くことについて中村さんは「生徒に教えてうまくいくのはうれしい。でも自分は何もしないではなく、やっぱり自分がやるのも楽しい。自分でやらないと新しい発見がない」と話している。

会場は午前10時から午後10時まで開館、最終日の個展は午後4時まで。19日は休館日。

角材で作った犬の親子で奥が「BOWWOW」 手前が「WANWAN」
角材で作った犬の親子で奥が「BOWWOW」 手前が「WANWAN」
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