地域おこし協力隊が栽培した野菜を使った惣菜を道の駅国上の食堂でサービス品として提供 (2017.10.25)

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燕市国上、道の駅国上では、燕市の地域おこし協力隊が地元で無農薬で栽培した野菜を使った惣菜を食堂「味処 花てまり」でサービス品として提供。食堂利用者に無料で味わってもらっている。

燕市の地域おこし協力隊の岡田さんが野菜を栽培している畑で
燕市の地域おこし協力隊の岡田さんが野菜を栽培している畑で

10月に入ってから提供しており、25日はそれまでの「水菜のおひたし」に加えて「チンゲン菜の煮びたし」も用意。調理場のカウンターに並べて食事を受け取るとときに好きに取って味わってもらっている。

食堂担当の職員は「無農薬なので虫とか取るのが大変ですが、採りたてのこともあって甘みがあるし、柔らかさが違う」と絶賛する。

チンゲン菜の煮びたし
チンゲン菜の煮びたし

野菜を栽培している地域おこし協力隊は、岡田大輝さん(32)。神奈川県の鎌倉市出身で、横浜市に実家がある。東洋大を卒業してからずっと横浜市の太陽光発電などを手掛ける建築関係の会社で働き、ことし4月に地域おこし協力隊に。道の駅国上と国上山中腹にあるビジターサービスセンターを拠点に活動する。

地域の人たちとコミュニケーションを図るためにも共通の話題ができればと、野菜の栽培に挑戦することにした。道の駅国上から歩いて5分ほどのところに家庭菜園のような小さな畑を借りた。長さ5メートルほどのうねを4本作り、そこでチンゲンサイ、ミズナ、アスパラナ、ダイコンの4種類を育てる。

9月から近所の人に耕運機も借りて畑を耕して始めたが、自分では食べきれないほどの思いのほかたくさんの野菜を収穫できた。そこで食堂の食材に利用することを思いついた。

水菜のおひたし
水菜のおひたし

岡田さんにとって野菜の即売はもちろん初めて。「楽しい。自分に合っていると思う」とまったく苦にしない。「最初は虫がすごくてクモやカエルもほほ笑ましいと思っていたけど、今は害虫駆除にちゅうちょがなくなりました」と笑う。

自分で畑を作ったおかげで意識が変わった。「近所の畑を見る目が変わった。みんな上手なんだなと思うようになった」、「食堂で自分の作った野菜を使った新しいメニューができればいちばんいい」と農業の意識が芽生えている。


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