三条ものづくり学校に常設コースをもつ燕三条ミニ四駆大学(根津孝太郎学長)のオープンキャンパスが3日、昨年に続いて三条ものづくり学校で開かれた。ことしは米粉を使ったパンや菓子のマーケット「ベイベイクデイ」も同時開催して昨年以上ににぎわった。
燕三条ミニ四駆大学は、三条ものづくり学校に常設コースを設置して2015年に開学し、会員数は600人にのぼる。年に一度の学園祭のようなイメージで昨年に続いてオープンキャンパスを開いたもので、体育館の多目的ホールを会場に学長杯ミニ四駆大会をはじめ、ワークショップ、トークセッション、コンデレ展覧会、関連商品のショップを用意した。
ミニ四駆大会はアップダウン、バンク、ウェーブなどがある192.6メートルのコースを設営して、4クラス合わせて87人がエントリーし、おとなも子どもも関係なくミニ四駆マニアとしてマシンを調整し、ガチンコでレースに挑んでいた。トークセッションも行った学長のデザイナー根津孝太さんも運営に参加し、「いい意味でふつうじゃない」と昨年を上回る熱気を喜んだ。
家族で来場してもらえるようにと、ことしは「ベイベイクデイ」を同時開催した。“ベイ(米)”と“ベイク(bake)”をつなげた名称で、米や米粉を使った菓子やパン、米に関するプロダクトを扱う12店が販売を行った。米粉を使ったパン、ベーグル、クッキー、たい焼き、シフォンケーキ、マフィン、ドーナツ、ジャムなどが並び、ミニ四駆とはまるで違う客層が訪れ、ベイベイクデイを目当てに訪れる人もいた。