東京2020オリンピック・パラリンピックの旗が全国を巡回する「フラッグツアー」が燕市にやって来て、6、7日の2日間、市役所に展示されている。
日本オリンピック委員会が企画したもので、東京の区市町村をめぐったオリンピックフラッグとパラリンピックフラッグが、2016年11月から福島県を皮切りに日本全国をツアーして19年3月までに全都道府県を回る。
6日現在、新潟県と長崎県を回っており、新潟は全国16番目で新潟市を皮切りに11月20日から12月13日までに14カ所を回り、燕市は県内9会場目。市役所つばめホールに東京都の伝統工芸「多摩織」で織られた縦1メートル、横1.5メートルのオリンピックとパラリンピックのフラッグを展示している。
燕市では、会場を仕切った隣りのスペースに独自の展示を行っている。東京五輪・パラリンピックに向けた燕市のこれまでの主な取り組み、燕市でリオパラリンピックの事前合宿を行ったモンゴルのパラリンピックアーチェリーチームの紹介、モンゴル国の紹介のパネルを展示している。
さらに燕市名誉市民のグラフィックデザイナー亀倉雄策氏(1915-97)がデザインした1964年の東京五輪のポスター、燕市の旧吉田町出身で1968年のメキシコ五輪にマラソンで出場した宇佐美彰朗氏が着用した公式ユニホーム、2016年のリオ五輪で競泳チームのトレーナーとして帯同した燕市の旧吉田町出身の三富陽輔氏の日本選手団公式ウエアも展示している。
6日は松長小学校と粟生津小学校の児童が見学に訪れ、7日は分水北小学校と島上小学校の児童が見学に訪れる。7日の展示は午前8時半から午後3時まで。続いて8、9日は十日町市の越後妻有文化ホール 段十ろうに展示され、次は再び県央地域の弥彦村に戻って10日はサンビレッジ弥彦、11日は弥彦村役場に展示される。