燕市国上、道の駅国上は9日、燕市のマンホールカードの無料配布を開始した。9日はマンホールカードもらった先着100人にマンホール缶バッジをプレゼントした。一番乗りは長岡市からの男性が午前8時半過ぎに訪れ、缶バッジは30分ほどでなくなる大人気だった。
下水道広報プラットホームによるマンホールカード第6弾として、9日に全国64自治体の66種が新たに発行、配布が開始された。そのうちのひとつが燕市で、市内で使われる4種類のデザインのマンホールのふたのうち、旧分水町時代から使われているふたが採用された。これを記念して燕市は、配布場所となる道の駅国上で記念イベントを企画した。
マンホールカードをもらいに来た人には簡単なアンケートに記入してもらったが、行列ができるほどの人気になり、市下水道課の担当者もびっくり。マンホールカードに採用されたマンホールのふたを印刷したシールをパッケージに張った特製のマンホールどら焼き200個を税込み320円で限定販売しているが、売れ行きは順調だった。
ほかにもマンホールスタンプを設置、泥発酵肥料15kg入りを9日から数量限定でふだんは200円のところ半額の100円で販売、道の駅国上の入り口の風除室にはマンホールカードに採用されたふたの実物と全国のマンホールカードを紹介するパネルの展示も行っている。
新潟市西区に住む五十嵐理美さん(32)は、マンホールカードを発行する下水道広報プラットホームのサイトで、燕市のマンホールカードが発行されると知り、娘ふたりと午前11時ころに道の駅国上を訪れた。夫がマンホールカードの存在を知ってことしの夏から家族で出掛けたついでにマンホールカードを集めるようになった。これまでに集めたのは10枚ほどで、県外では福島県の会津若松市、郡山市、二本松市のマンホールカードをゲットした。
「無料でもらえるし、意外と楽しい」と五十嵐さん。今回の第6弾で新たにマンホールカードが発行されたのは、県内では燕市のほかに新潟県流域下水道、新潟市、村上市の3種類あり、「あしたは夫も会社が休みなので、家族でどこかへマンホールカードをもらいに行くかも」と話していた。
マンホールカードは道の駅国上でいつでも無料で配布している。