公益財団法人燕市交通安全協会の安全運転管理者部会(小田島繁信部会長)は8日、2カ月にわたり292の会員事業所を交通安全旗をリレーして交通安全を呼びかけた「交通安全『旗』リレー」の終了式を行った。
県安全運転管理者協会が主催する安全運転実践運動(交通事故防止対策コンクール)の一環として毎年、行っており、ことしは10月1日から約2カ月間をかけて実施。
同部会に所属する292事業所を24ブロックに分け、1事業所が約1週間、蛍光色の黄色い「交通安全旗」を掲げ、一般ドライバーの模範となってもらい、交通安全運転を実践。さらに、従業員一人ひとりが交通安全の目標を記す交通安全署名簿もあわせて、事業所から事業所へとリレーした。
終了式は、午後4時から燕交通安全センター(燕市東太田)で行い、小田島部会長をはじめ、各ブロックのアンカーを務めた事業所、燕署、燕市など合わせて20人が出席。
参加事業所を代表して、大光銀行燕支店の安全運転管理者、岡村正弘副支店長が、参加事業所をリレーした「交通安全旗」を返還した。旗を受け取った燕署の交通課長は、2カ月の長きにわたる運動の労をねぎらうとともに、同署でも年末に向けて交通事故が減るように赤ランプ警邏や広報などに努めていくとした。