小池中生徒会が小池中出身の経営者と企業を紹介する「糸半新聞」作成に取り組む (2017.12.14)

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「糸半(いとはん)活動」と名付けた地域貢献活動に取り組む燕市立小池中学校(笠原徹校長・生徒206人)生徒会(星野司会長)は、昨年度から続けている小池中出身者の経営者らによる学校での講演会のまとめとして、講師とその企業を紹介する「糸半新聞」を作成しようと、12日から燕市内の各企業を訪問、取材している。

燕物産を訪問して取材する左から小池中生徒会の星野会長、小柳副会長、川崎さん、そして燕物産の捧社長
燕物産を訪問して取材する左から小池中生徒会の星野会長、小柳副会長、川崎さん、そして燕物産の捧社長

取材先は、12日は株式会社中野科学と燕物産株式会社、14日は株式会社新越ワークスと鍛工舎、15日は有限会社長谷川挽物製作所と株式会社阿部工業の6カ所。12日は生徒会の星野司生徒会長が写真撮影、小柳桃花生徒会副会長がインタビュー、川崎朱莉さんが書記と、3人の2年生が役割を分担し、笠原校長の引率で2社を訪問した。

燕物産では、日本金属洋食器工業組合理事長でもある捧和雄代表取締役社長に取材した。捧社長は生徒の質問に対して創業から100年以上になる沿革から話し、1911年(明治44)に同社が製造した日本最初の国内生産の金属洋食器や大正初期に初めて日本製カトラリーとして発売され、100年たった今も販売しているベストセラー商品「月桂樹」の実物も見せて紹介した。

生徒の質問に真剣に答える捧社長
生徒の質問に真剣に答える捧社長

生徒の会社のこれからについて捧社長は「百年続いた会社を次の世代に引き継ぎ、次の百年に向けて業界が続いてくれることを願っている」と話した。最後に生徒からの部活動や将来の夢についての質問に捧社長がアドバイスも行った。

星野生徒会長は「これだけの歴史のなかで伝統を築いてきたことは想像できないくらいすごいことだと思う」と感じた。野球部の部長として部員をまとめる方法について質問にも答えてもらい、「人の話を聞いて人の気持ちを、痛みを知る、ほかの部員の話を聞くことが大事だと思った」と捧社長の言葉に学んだ。

取材を終わって捧社長に礼を述べる
取材を終わって捧社長に礼を述べる

小池中は2015年度から「燕市羽ばたけつばくろ応援事業」に応募して地域貢献活動に取り組み、糸半朝会と糸半講演会を開いている。こうした糸半プロジェクトのまとめとして、糸半新聞を作成することにした。

このあと14日は星野生徒会長と、12日とは違う2年生2人の3人で2企業を訪問し、15日は2企業に3年生3人ずつが手分けして訪問、取材する。糸半新聞は各社見開き2ページを使って掲載し、全16ページの冊子にして来年1月末までに700部を作成。全校生徒や地域に配布する。


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