※追記:意識不明の重体だった女性は新潟市西蒲区に住む60歳代の女性で、全身を強く打ったことにより午後0時53分に死亡した。
14日正午前、燕市内の商業施設から60歳代前後と思われる女性が転落して意識不明の重体となる事故があった。
午前11時52分に燕市井土巻3、イオン県央店のガードマンから「屋上から人が転落したようだ」と110番通報があった。倒れている女性は燕市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体になっている。倒れていた原因や女性の身元は捜査中。
女性が倒れていたのは、イオン県央店の弥彦線側、1階テナントのドーナツ店前の歩道上。ドーナツ店は建物から突き出していて、店内にいた人の話では大きな音が2度聞こえ、店の屋根の上に落ちてから歩道上に転落したと思われる。
建物は5階建てで4階以上が屋上も含めて駐車場になっている。5階部分は窓のように壁が開いており、転落防止用のネットが張ってあるが、女性が倒れていた場所の真上のネットは縦1メートル、横2.4メートルほどにきれいに四角く切り裂かれている。
だれが切り裂いたかはわからないが、ここからか、あるいは屋上から転落した可能性がある。女性が倒れていた付近は女性のものと思われる荷物があり、女性は出血していた。燕署では事件性の可能性は低いとみている。