先に地方自治法施行70周年を記念した総務大臣表彰を受けた三条マルシェ実行委員会(高橋昌弘実行委員長)に18日、国定勇人三条市長から表彰状と盾を伝達した。
高橋実行委員長、今井寛副実行委員長、佐久間康之副実行委員長、来年度の副実行委員長に決まった長野真弥さんの4人が市役所市長室を訪れ、国定市長が野田聖子総務相名の表彰状を読み上げ、記念の盾とともに高橋実行委員長に手渡した。
地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰は、地方自治法施行70周年を記念し、地方自治の伸展及び住民の福祉の増進に努めたものに対しての地方自治功労表彰。県内では、同実行委員会を含めて4件が表彰され、同実行委員会は、経済活動を活発化させながら中心市街地のにぎわいの創出に寄与したことが評価された。
11月20日に東京国際フォーラムで記念式典が行われた。両陛下も臨席され、三条マルシェ実行委員会からは高橋実行委員長が出席した。表彰状などはその後、県を通じて三条市に届いた。
三条マルシェは中心市街地の活性化を目的に2010年9月26日に始まった。歩行者天国にした通りを舞台にさまざまな店が並び、これまで51回の開催で通算約127万人が来場した。国定市長は、「皆さまのこれまでの歩みが正当に評価された」と、ともに喜び、「これを機会に、またブラッシュアップを」とさらなる活躍に期待した。
高橋実行委員長は「非常に重い賞をいただきました。これからもさらに市民の皆さんと一緒に発展させていきたい」、「これまでかかわってくださったすべての皆さんによっていただいた」と感謝。「来年度も商店街の活性化や、三条市を県外にアピールするためにも頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。