細田衆院議員の燕事務所が初めての新年事務所開きで反転攻勢誓う (2018.1.3)

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新潟2区・細田健一衆院議員(自民)の燕事務所の新年事務所開きが3日午後1時から燕市・萬会館燕店で行われた。昨秋の総選挙で無所属の鷲尾英一郎衆院議員に思わぬ大差で敗れながらも比例区で復活当選して2期目。これまで西蒲事務所だけだった新年事務所開きをことしは初めて燕事務所と柏崎事務所でも開き、反転攻勢を誓う新年のスタートとした。

燕事務所の新年事務所開きであいさつする細田氏
燕事務所の新年事務所開きであいさつする細田氏

支持者ら75人が参加。細田氏は頭を丸めるとまではいかないまでも、さらに髪を短くして決意を示した。

細田氏の企業後援会・燕政経懇話会の細川哲夫会長はあいさつで「(昨年の総選挙の)結果は、あのような形になったが、きょうが反転攻勢の第一歩」と位置付け、これからの長い代議士人生では「これも貴重な経験であった」と前向きにとらえた。

燕政経懇話会の細川会長(左)と桜井県議
燕政経懇話会の細川会長(左)と桜井県議

統計的に五輪の2年前が最も経済化が活性化していることから、「この流れに新潟県、そして県央を含めた地域が遅れないように、ますます盛んであるように」と願い、「そのために細田氏には中央でいっそうの活躍をお願いしなければならない」と託した。

桜井甚一県議は、比例復活といえ「代議士バッジをつけたことは、いろんな意味で意義がある」とし、「国に対する道案内がこれまで通りできる」ことで、それは「相手方と燕市長がいちばん喜んでいる」と推察し、「これまで以上に国に対するパイプ役、道案内役として力を発揮してほしい」と期待した。

燕事務所の事務所開きに75人が参加した
燕事務所の事務所開きに75人が参加した

細田氏は、山積している地元の課題として、ものづくりに対する国の支援、工場や農地を確保して若者の働く場所の確保、減反政策の廃止に伴う米価の安定と農家の所得確保、農業基盤整備の予算配分の目配せ、国道116号燕吉田バイパスの1日も早い計画策定の働きかけなどをあげ、「全力で取り組んでまいりたい」と述べた。

昨年の選挙の結果をわび、どちらが正しいかではなく、なじみがあるか、どれだけ地域に溶け込んでいるかでは「1歩も2歩も遅れをとった」、「従来の延長線上ではだめなのははっきりしている」と分析した。

次の選挙は早くても五輪後と言われるので少なくとも3年間あるとし、「最低でも3万軒の個別訪問をしたい」と具体的な行動も示し、「燕、弥彦を含む県央地区の活性化のために今まで以上に一生懸命、仕事をさせていただくし、地域に溶け込む努力をさせていただく。それを両輪に全力で事にあたっていく」と述べた。

細田氏の妻の晴子さん(左)と妹の京子さん
細田氏の妻の晴子さん(左)と妹の京子さん

妻の晴子さんは「お孫さんとか、お子さんとか、政治の話を聞いてみたいとか、社会人の話を聞いてみたいとか、そういう話があったらぜひお誘いいただければ」、妹の武永京子さんは「兄は仕事は決して裏切らないと考えている。最後に選ばれるのはやはり偽物ではなく本物ではないかと信じている」と述べた。

この日は燕事務所の前に西蒲事務所で事務所開きを行い、燕事務所のあとに柏崎事務所の事務所開きに向かった。


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