「成人の日」に燕市吉田地区で恒例の熟年成人式に47人 (2018.1.8)

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「成人の日」の8日、還暦の60歳から数えて20年、80歳の2回目の成人を祝う熟年成人式が燕市吉田地区で行われ、男性17人、女性30人の47人が出席してたがいの長寿や健康を祝った。

第23回熟年成人式で成人社代表杉山哲雄さんの謝辞
第23回熟年成人式で成人社代表杉山哲雄さんの謝辞

燕市・吉田地区老人クラブ連合会(平原厳一連合会長)が主催し、ことしで23回目。当初は戦争などで成人式がなかった時代に成人を迎えた人たちに、還暦で年齢をリセットしてから20歳の熟年成人式をと始まった。今では本来の成人式も行われたが世代が対象で、2回目の成人式として続いている。

吉田地区の老人クラブ会員で昭和12年4月2日からの1年間に生まれた対象者72人うち47人が出席した。男性はスーツにネクタイ、女性もちょっぴりおしゃれして、胸に紅白のリボンを飾って席を並べた。平原会長の式辞や来賓祝辞、熟年成人者代表の羽賀キサヨさん(80)=下粟生津=に記念品を贈呈、杉山哲雄さん(80)=吉田中町=が謝辞を述べ、祝賀会に移った。

「君が代」を斉唱する出席者
「君が代」を斉唱する出席者

粟生津で理容店「カットハウス・サームーン」を営む諸橋孝雄さん(79)は、生まれたときからずっと同じ土地に住んでいる。戸籍上は1938年(昭和13)3月31日生まれだが、母の話では本当は4月8日の生まれだったと言う。「働き手がほしいから、早く学校を上がらせたかったのかね。得したのか、損したのか」と諸橋さんは笑った。

1958年(昭和33)に20歳で「理容モロハシ」として開業し、今も長男夫婦と一緒に店で働く。「指名がある。おれじゃねーとだめなんだと。おれが店にいないと帰っていく人もいる。それが励み」。

21歳の孫娘が店を継ぐために東京で修行中。「何年か後に頑張って3代で店をやるのが夢」。さらに2020年の東京五輪パラリンピックまで何としてもそこまで体力を温存して元気で過ごしたい」と2つの夢がかなうことを願っている。


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