停電で暖房が止まった保育園で園児は寝袋で昼寝 (2018.3.1)

低気圧の急速な発達に伴う1日の猛烈な風で燕市でもさまざまな被害があった。

緊急時職員用寝袋で午睡を行う吉田北保育園

強風が原因と思われる停電が各地で発生した。燕市佐渡山などで午前11時22分から午後0時54分まで発生した停電では、佐渡山にある燕市立吉田北保育園（川島恵子園長・園児133人）で停電により暖房が使えなくなった。

ちょうど昼寝の午睡の時間の前に停電し、毛布だけでは寒いだろうと、防災課管理の緊急時職員用寝袋30個を子育て支援課が運んだ。幸い、ちょうど午睡が始まったら停電が復旧したが、そのまま園児は寝袋で午睡した。

そのほかにも強風で商業施設の玄関のガラスが割れたり、看板が風でとばされたり、電柱が倒れかけたり。午後4時までに燕・弥彦消防から強風の関連で27件の出動があったと連絡があったが、人的な被害の情報はなかった。

強風で破れたと思われる工事用ネット

強風で看板がはがれた