燕・戸隠神社（燕市宮町・星野和彦宮司）の春季例大祭が19日(土)を宵宮、20日(日)を大祭に行われる。あわせて木場小路万灯組と横町万灯保存会の万灯が繰り出して女の子が伊勢音頭を踊り、21日はみこし行列が行われる。

毎年5月の第3土、日曜に行われており、内容はほぼ例年通り。戸隠神社では19日午後7時から宵宮祭の神事を行う。一方で木場小路万灯組は午後3時から、横町万灯保存会は4時15分からそれぞれ出陣式を行い、夜はそれぞれ午後8時、9時15分から神社参拝を行う。

20日は午前8時から市中はらい、午後1時半から例大祭の神事が行われる。市中はらいは奉仕神職らにより氏子町内全域で行われる。午後4時にみこし行列が出発。氏子町内の西端から大通りを練り歩く。

一方で露払いを務める上横町獅子神楽が午前9時から戸隠神社を参拝し、続いて9時15分に木場小路万灯組、10時半から横町万灯保存会が参拝し、それぞれ氏子町内を下座や門付けに回る。

「下座」と呼ばれる街頭万灯披露は、戸隠神社境内や吉田屋前、飴屋前を会場に19日夜は3回、20日は8回行われる。締めくくりは8時から木場小路万灯組、8時半から横町万灯が戸隠神社で舞い込みを行い、みこしが還御して終わる。

万灯は、木場小路万灯組はお玉、横町万灯保存会は踊り子と呼ぶそれぞれ小学生の女の子12人が、若連中の歌う伊勢音頭にあわせて踊りを披露する。門付けは手分けして回るが、下座では全員がそろうので、目が手の見物したい人は下座の時間にあわせて訪れるのがおすすめだ。

予報では19日の下越地方は雨で昼前から時々くもりで午後からの降水確率は60%。雨を心配しながら宵宮となりそうだが、20日はくもりのち晴れで降水確率40%と好天に恵まれそうだ。ただ、予想最高気温は19日15度、20日18度と4月中旬から下旬並みと肌寒くなる。下座の予定は次の通り。