角田山でカモシカの鮮明な写真の撮影に成功 西蒲三山のカモシカの存在を証明 (2018.5.28)

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昨年秋ごろから弥彦山、角田山、国上山の西蒲三山でたびたび目撃されているカモシカの姿がついにはっきりと写真でとらえられた。

内山透さんが角田山で撮影したカモシカ
内山透さんが角田山で撮影したカモシカ

会社員内山透さん(47)=新潟市中央区=が19日、角田山で撮影した。友人と2人で午前9時から角田山24時間登頂記録という個人的なイベントに挑み、別行動で灯台コースで山頂への登山をひたすら繰り返していた。

山頂まで1往復し、少し休憩して2往復目の登りの5合目あたりで11時ころ、階段をふと見上げるとカモシカが内山さんの方を向いていた。カモシカとの距離はわずか7、8メートルだったと言う。

思いがけない遭遇に両者ともかたまって対峙すること約10秒。内山さんはそっとスマートフォンを取り出しズームで3枚撮って再び内山さんが登り始めると山の斜面を降りて行った。

カモシカはシカと違ってウシやヤギと同じウシ科。角が枝分かれしていないのがシカと決定的に異なり、その特徴もはっきりと写真で確認できる。

内山さんの印象ではイノシシはまだ子どもだったようだ。「目がくりくりでとってもかわいかった」と言う。少し前に国上山でイノシシにも遭遇している。

「街と海に囲まれた三山に元々いたのか、どこから来たのか、びっくりしたが、外敵ではない限り動物たちには過ごしやすい環境の山であってほしいと思った。前にもほかの山でも見かけたことがあり、遭遇するとちょっとラッキーな感じがする」と話している。

西蒲三山は南北に延びる独立峰で、西側のふもとはすぐに日本海に没し、東側には広大な越後平野が広がる。北側も平野で、南側は海際に低山が続くが、幅100メートル以上あって流れが速い大河津分水路で分断されている。

これまでカモシカやイノシシは存在していなかったが、イノシシの目撃情報も数年前からあり、サルが出没したこともあった。カモシカに限らずイノシシやサルも何らかの方法で南側の低山から北上して西蒲三山に入ったと思われる。

(佐藤)


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