坂本夏樹さんと工場でドラム缶をたたいて共演 (2018.10.6)

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「燕三条 工場の祭典」の公式レセプションとして5、6の2日間、株式会社テーエム(三条市金子新田967)の工場で3年目のライブ演奏「奏でる工場」が開かれ、1日目の5日は約100人が来場してプロギタリスト坂本夏樹さんと地元工場の経営者らの共演を楽しんだ。

フィナーレはグラインダーの火花とピンクストライプが工場を彩る
フィナーレはグラインダーの火花とピンクストライプが工場を彩る

ことしで3年目の工場ライブ。坂本さんはチリヌルヲワカ、She Her Her Hers、Over The Topなどでのバンド活動を経て、プロデューサーやスタジオミュージシャン、さまざまな楽器メーカーのデモンストレーターとして活躍している。

今回はギターを弾いて歌う坂本さんにドラムとギターを加え、三条市内のテーエム、ニシムラデザイン、ヤマトキ、樋口工作所、近藤製作所の経営者らがドラム缶を打楽器代わりにたたいて共演した。

国定市長も鉄の鍛錬に挑戦
国定市長も鉄の鍛錬に挑戦

演奏曲は意表を突くクラシックで、ラベルの「ボレロ」、行進曲の「威風堂々」、ドボルザークの「新世界より」、ベートーベンの「喜びの歌」。坂本さんが力強いビートにアレンジして工場に大音響を響かせた。

地元メンバーの紹介では、ボクシングや剣道を披露するメンバーも。コークス炉で赤く熱した鉄をハンマーでたたいて鍛えてもらうパフォーマンスでは、来場者からも参加して花を添えてもらった。会場を訪れた国定勇人三条市長もチャレンジし、親の敵のようにこれでもかとハンマーを打ちつけて会場をわかせた。

客もドラム缶をたたいて共演
客もドラム缶をたたいて共演

最後は演奏が続くなか、会場の照明を落としたなかで地元メンバーが手持ち式のディスクグラインダーを金属に押しつけて暗闇に高く火花を上げると同時に、プロジェクションマッピングで工場の祭典のシンボル、ピンクストライブで工場内を彩って来場者を圧倒した。6日も午後7時から開かれる。


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