院友の田中百合子日本画展「女性像を描いて」 (2018.10.27)

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院展院友の日本画家、田中百合子さん=新潟県新潟市中央区=の日本画展「女性像を描いて」が27日から12月16日まで新潟県弥彦村の弥彦の丘美術館で開かれている。

弥彦の丘美術館で開かれている田中百合子日本画展「女性像を描いて」
弥彦の丘美術館で開かれている田中百合子日本画展「女性像を描いて」

田中さんは1949年、新潟市生まれ。独学で日本画を始め、83年に中央の春季創画展に初入選したのを皮切りに84年、86年と入選するとともに、83年は県展奨励賞も受賞。84年は芸展連盟大賞、86年は県展受賞し、芸展では会員に推挙された。

院展は91年の初入選から17回入選し、春の院展は92年から20回入選。93年に院友に推挙された。県展は無鑑査で委員も務め、新潟県美術家連盟理事、新潟市美術協会理事にも就き、数多くの個展やグループ展を開いている。

再興第102回院展「南国の陽」(F150)2017年
再興第102回院展「南国の陽」(F150)2017年

今回、展示している作品の過半数が院展、春の院展に出品した大作。日本美術院特待の日本画家、燕市の穂苅春雄さん=新潟県燕市=も所属する日本美術院の研究会「昇龍会」に所属し、穂苅さんらとともにインド、パキスタン、チベット、中国、フランスなど海外に取材した作品が多い。

被写体は女性で、そこに生きる女性の生活様式や文化を写し取る。それ以前の女性を描いた作品はふたりの娘がモデル。田中さんの娘を見詰める視線が伝わってくるようだ。

田中さん
田中さん

初日27日は午前10時から開場式を行ったあと、田中さんが作品解説を行った。開場式で穗苅さんは、田中さんが院展で初入選から3年連続入選したのは「めったいにない」と言い、「その後も心に残るような作品を連発した」と評価した。

田中さんはインドのスケッチ旅行で穗苅さんに同行し、「先生のとなりで一生懸命スケッチしたことを覚えている」と言い、「こうして絵が描けるのは先生がたのおかげ」と感謝した。

「光の中で」(F30)2016年
「光の中で」(F30)2016年

会期中は無休で毎日午前9時から午後4時半まで開館。田中さんによる作品解説会を11月3日(土・祝)、10日(土)、12月9日(日)の3回、いずれも午後2時から行う。入館料は高校生以上300円、小・中学生150円。問い合わせは弥彦の丘美術館(電話:0256-94-4875)。

(佐藤)


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