燕市吉田の商店街の空き店舗を再生 意識もリノベーション (2018.11.9)

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2019年4月のオープンを目指して新潟県燕市吉田地区の商店街の空き店舗を「人とまちをつなぐカフェ」に再生するプロジェクトが進んでいる。DIYでリノベーションする一方、資金調達のためのクラウドファンディングを開始。10日(土)はライブペイントイベントを行うなど活動の輪を広げている。

燕市吉田地区の上町商店街の空き店舗を再生するヨシダリノベーションプロジェクトの代表を務める蓮沼さん
燕市吉田地区の上町商店街の空き店舗を再生するヨシダリノベーションプロジェクトの代表を務める蓮沼さん

燕市吉田上町4-28。上町(かんまち)商店街の角地に建つ元呉服店だった木造2階建ての空き店舗を借り、1階部分40平方メートルをリノベーションしている。

10日は午前10時から午後4時まで、長岡市・長岡造形大学でデザインを学び20代半ばになった4人でつくる「クリエイターユニット401」が店内でライブペイントを行う。あわせてプロジェクトに賛同するクリエイターなどによる雑貨、子ども服、古本の販売、つながる米屋「コメタク」の出店も行う。

プロジェクトのちらし
プロジェクトのちらし
上町商店街の角地にあった元呉服店をリノベーション
上町商店街の角地にあった元呉服店をリノベーション

クラウドファンディングは、素人の手に負えないトイレや水回りの改修にかかる費用を調達するのが目的。7日からクラウドファンディング・サイト「キャンプファイヤー」で目標120万円の支援を求めている。

プロジェクトを始めたのは、吉田地区の鴻巣に住む建築設計士・蓮沼知大(はすぬま ともひろ)さん(42)。以前は新潟市西区に住んで建築設計を手がけていたが、昨年10月から実家へ戻った。20代のころから商店街に興味があり、商店街で何かしたいと自身を含め建築設計士3人と設計事務所で働く2人の5人で「ヨシダリノベーションプロジェクト」をスタートし、蓮沼さんはその代表を務める。

できる限りメンバーがDIYで改修作業
できる限りメンバーがDIYで改修作業

ことし8月から空き店舗のリノベーションの作業を始めた。空き店舗を借りてクリエーター、若者、地域の人などが交流できるスペースにと考え、カフェも設けることにした。できる限りメンバー自身がDIYでリフォームし、新潟大学で建築を学ぶ学生とも連携して手伝ってもらっている。

「空き家を使って商店街の意識をリノベーションしたい」と蓮沼さん。それは「民間でチームになってやこうという意識」で、地元商店街をはじめ応援してくれる地域の人たちも増えてきた。「まちが動き出そうとしている雰囲気を感じられると言われるようになった」と喜ぶ。

リノベーションしている空き店舗への地図

「ここが基本の1店舗目と思っていて、いろんな人が2店舗目、3店舗とつくってくれれば」と起爆剤になることに期待。そのためにも10日のイベントやクラウドファンディングが「応援してもらえるきっかになるような取り組みにしていきたい」と願っている。

燕市吉田の商店街の空き家を再生して「人と街を繋ぐカフエ」をみんなで作りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

(佐藤)

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