空き家・空き地対策協議会が無料の講演会と相談会 (2018.11.14)

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11月24日(土)無料講演会・25日(日)無料相談会

空き家の増加を防ぎ、管理、活用までワンストップで支援しようと新潟県加茂市を拠点にことし6月に発足したNPO法人空き家・空き地対策協議会(長谷川貴志理事長理事長・会員25人)は、11月24日(土)午前10時から三条市中央公民館で空き家にしないための無料講演会、翌25日(日)午前10時半から午後3時半まで三条市本町3、丸井今井邸で無料相談会を開く。

NPO法人空き家・空き地対策協議会の長谷川理事長(左)と高橋副理事長
NPO法人空き家・空き地対策協議会の長谷川理事長(左)と高橋副理事長

講演会の内容は、空き家にしないための3か条「元気な間に家族でよく話し合う」、「相続登記をちゃんとやる」、「情報を集める」が柱。「家の価値を保つ」ことについて協議会理事長でカクチョー不動産の宅地建物取引士の長谷川貴志さん(41)=加茂市=と有限会社佐野組の一級建築士の佐野誠さん=加茂市=、「空き家となる理由」について副理事長で行政書士の高橋正芳さん(39)=加茂市=、「三条市の空き家の現状と空き家対策の取り組み」について高橋さんがそれぞれ話す。

家の価値、処分費用を知って家族信託、相続登記、民泊も

長谷川さんは不動産業や古物商、古民家再生などに幅広く取り組み。家の価値を知り、空き家になっても正しい管理で家の価値を保ち、解体するにしても家の中の価値あるものを見つけて少しでも処分費用の負担を軽くすることなどを学ぶ。高橋さんからは家族信託の利用や相続登記について聞く。

個別相談にこたえるために翌25日は無料相談会を開く。空き家の相続、管理、処分といった悩みに行政書士、宅建士、建設業者などの専門家が一括相談を受ける。相談は個室で受け、秘密は厳守。売り込み行為はいっさい行わない。1組1時間で定員10組、相談の予約は講演会会場と電話で受け付ける。

無料講演会のちらし
無料講演会のちらし

新潟県商工会議所青年部連合会で知り合った若手経営者らが中心になって協議会を設立。加茂市をはじめ燕市、田上町、新潟市、五泉市、新発田市、村上市の不動産業、建設業、弁護士、税理士、司法書士など幅広い業種の25人が名を連ねる。

県央地域の空き家バンクの一元化、不動産の売り主と買い主のマッチング、物件状況調査、民泊施設としての空き家の活用など幅広い事業を検討している。成年後見制度、空き家にかかる税金、特定空き家に指定された場合の固定資産税の負担増、生前贈与など伝えたい情報も多い。

空き家・空き地の専門家が結集してワンストップで課題解決へ

長谷川さんは「全国的に空き家のニュースが多く、行政や民間が動いているが、連携がとれていないのが実状。個々の専門家では対応が難しい」と指摘する。会員は30代、40代が中心でフットワークも軽い。関係する専門家がまとまることで、何らかの答えや方向性が見い出すことができ、「まだまだ手探りの部分が多いが、こうして実績を積み重ねていきたい」と話す。

今回の講演会と相談会は協議会にとっても初めての外部向けの事業。「空き家対策の最初の入り口になってくれれば」と期待し、同じ内容で加茂市や見附市での開催も検討している。講演会では粗品も用意している。問い合わせは空き家・空き地対策協議会(電話:025-333-9595)へ。

(佐藤)

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