三条市・異常降雪に備えた新たな冬の除雪対応 工業流通団地分譲の公募開始 (2018.11.27)

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新潟県三条市の国定勇人市長は27日、12月定例会の提出議案概要説明会後に記者会見し、7項目を発表した。

記者会見する国定三条市長
記者会見する国定三条市長

発表内容は、三条市コメリ捧賢一記念少年スポーツ育成基金の設置、この冬の除雪対応、工業流通団地分譲の公募開始、2020東京五輪でのコソボ五輪委員会との会談、市道中谷線中谷橋竣工式、ステージえんがわでのクリスマスイベント、一番星コンサートの開催。

三条市コメリ捧賢一記念少年スポーツ育成基金は、先に死去した株式会社コメリの創業者で名誉会長ファウンダーだった捧賢一さんの遺族から三条市が受けた2億円の寄付を基金とし、運用した収益を学校などのスポーツ環境の整備や運動部活動の備品購入費などに生かす。

この冬の降雪への対応は、ことし1、2月の豪雪を踏まえて対応体制を見直した。新たに取り組むのは、渋滞などに関する情報の収集と発信、機動的な除雪体制の構築、除雪路線種別の新設。渋滞などの情報の収集と発信では、除雪車に搭載したGPS端末の位置情報をホームページで公開し、道路沿いのカメラを利用した渋滞情報、通行止め情報、暮らしに関する情報などをSNSも活用して発信する。

機動的な除雪体制は国県道を含む指揮命令を一元化。雪路線種別の新設により緊急車両が通行する路線の確保を図る。国定市長は、ことしの異常降雪で「市民に不便、不快な思いをさせた根本原因のひとつは市民との信頼関係の喪失」で、情報の公開、共有が不足していたとし、「公助の世界で一定の限界があるなかで、徹底した情報公開、情報共有を通じて市民と資源の限界についての共有も図っていきたい」と述べた。

ことし1月、信越線の三条市の帯織-東光寺駅間で、乗客約430人が乗った列車が15時間余りにわたって立ち往生した。そのことについて国定市長は、JRと県、三条市も入って話し合いの場を設けられ、「ことしと同じように状況になっても、ことしのようにはらないのかなと思う」とした。

工業流通団地分譲の公募開始は、栄地区で栄スマートICの南側に造成している工業流通団地の分譲の公募を12月3日から行う。総面積は33.4ヘクタールで予定分譲価格は坪単価約5万円。分譲開始はAブロックが2020年度中、Bブロックが21年度中と2期に分ける。

2020東京五輪でのコソボ五輪委員会との会談は、11月28日午後4時から東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行う。東京五輪で三条市がコソボのホストタウンなる取り組みについて国定市長とコソボ五輪委員会の会長らが協議する。

市道中谷線中谷橋竣工式は12月16日午前10時半から長野地内の中谷橋右岸側特設会場で行う。ステージえんがわのクリスマスイベントは12月23日午後2時から。一番星コンサートは来年1月20日午後2時から中央公民館で行い、一番星ピアノ教室講師の国立音大・久元祐子教授がピアノ演奏を披露する。

(佐藤)


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