三条で10周年となるチェロリサイタル 水谷川優子さんが誕生日の聖夜に音祝ぐ (2018.12.20)

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日本とドイツを拠点に活躍するチェリスト水谷川優子さんによる新潟県三条市で10周年になるチェロリサイタルが、クリスマスイブで自身の誕生日でもある12月24日(月・祝)午後2時から三条市中央公民館で開かれる。

誕生日でクリスマスイブの24日に三条で10周年の記念リサイタルで公演チェリスト水谷川さん
誕生日でクリスマスイブの24日に三条で10周年の記念リサイタルで公演チェリスト水谷川さん

10周年記念スペシャル・ピアノ三重奏「ベートーベンで音祝(おとほ)ぐ〜聖夜に贈るコンサート」と題して開かれる。共演するのは水谷川さんの夫でフィンランドを代表するバイオリニストのひとりマーク・ゴトーニさんと、ポーランドのワルシャワに住むピアニストの山本貴志さん。チャイコフスキーの四季より「12月・クリスマス」、ベートーベンのピアノ三重奏曲で「街の歌」、「幽霊」などを演奏する。

水谷川さんは1999年、2000年と三条信用金庫主催のコンサートに出演し、これが水谷川さんにとって初めての新潟。その後、知人などを通じて三条市内の寺などで演奏するようになり、三条市の中央公民館と東公民館を交互に会場にして毎年リサイタルを開いてことしでちょうど10年目。水谷川さんをサポートする「Enne(エンネ)倶楽部新潟」が主催する。

今回、共演するゴトーニさん、山本さんとも何度も三条市を訪れている。この3人で先にドイツのベルリンでプレコンサートを開いている。

リサイタルのちらし
リサイタルのちらし

水谷川さんは誕生日は日本にいないことが多く、これまでに誕生日に演奏することはなかった。タイトルに「言祝(ことほ)ぐ」をもじって「音祝ぐ」。「この日はカオスの世界に救い主が生まれたことを世界中で祝う日。そのためにもってきたのがベートーベン」と水谷川さんは意図を明かす。

「ベートーベンは、いちばん生きてる喜びを直接、音楽であらわせる作曲家で、『街の歌』も『幽霊』もそういう曲。びっくりするくらいエネルギーに満ちあふれている」と選曲した。

「人生はいろんなことがあるが、今、こうして生きていることがいちばん大事でしょ。ベートーベンも挫折し、絶望したこともある。何よりも生きてる限りは勝者であり、生きるべき。そういう強さがベートーベンにはあるし、わたしたちを前向きに鼓舞してくれるエネルギーがある」と言い、「聖夜は静かな夜ですが、あらためてみんなで元気になるようなコンサートにしたい」と意気込んでいる。

チケットは一般3,000円、高校生以下2,500円、Enne倶楽部新潟の会員は2,500円で、中央公民館で扱っている。問い合わせの電話とファクシミリは午後3時から10時まで「0256-33-9722」。出演者のプロフィルは次の通り。

水谷川優子さん(チェロ)

「交響楽団の祖」と呼ばれる祖父、近衛秀麿の遺志により5歳よりチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツアルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。同時期にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースにて研鑽を積みながらザルツブルグ室内管弦楽団首席奏者、ザルツブルグ・ゾリステンのメンバーとして演奏活動を開始。第6回東京国際室内楽コンクール優勝、齋藤秀雄賞、アサヒビール賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、ピネローロ国際室内楽コンクール2位、バロックザール賞ほか多数受賞。最新のソロアルバム「CON ANIMA〜魂をそえて」はレコード芸術誌で準特選盤、優秀録音に選出。ソロのほか「Trio SolLa」「Ensembleφ」「ー山水(能管、ピアノ、チェロ)」のメンバーとして精力的に活動する傍らで、ライフワークとして少年院やホスピスへの訪問演奏を続けている(その実績により2002年より10年間、財団法人倶進会から助成を受けた)。

さらに邦楽のアーティストたちとのコラボレーションにも積極的で、NHK第35回日本賞授賞式では皇太子御夫妻のご列席のもとで能管の一噌幸弘氏と記念演奏。その多彩な活躍ぶりが注目されメディアへの出演も多く「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」(東京新聞)「心をノックするチェロ」(毎日新聞)「聴衆を感動に巻き込む個性」(音楽誌サラサーテ)などと評されている。2018年4月より1年間、ラジオ番組MUSIC BIRD「今トキ クラシック」のパーソナリティを務める。
現在は日本とドイツに拠点を置いて世界各地の音楽祭に、ソロ、室内楽奏者として招聘され高い評価を獲得、エジプトやヨルダンでもオーケストラと共演、マスタークラスも行なっている。その豊潤な調べは多くの人を魅了してやまない。

マーク・ゴトーニさん(ヴァイオリン)

フィンランドを代表するヴァイオリニストの1人であるゴトーニは16歳でA・チュマチェンコに才能を見出され単身ミュンヘンに移住、その後S・アシュケナージ、S・ヴェーグのもとで研鑽を積み、21歳でブラームス国際コンクール上位入賞。同年にデビューリサイタルを行って以来、ヨーロッパをはじめとして北米、南米、アジア、アフリカの世界各国でソリスト、室内楽奏者、またオーケストラのリーダー(弾き振り)として活躍。母国フィンランドでは1998-2011年ラウマ音楽祭総監督、2001年よりサボンリンナ・アカデミーの音楽監督を務める。2004年より「オルフェウス弦楽四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者に就任。同時期に「モーツァルト・ピアノ四重奏団」のメンバーとなり、ドイツMDG社との専属契約を結んで多数のCDをリリース、絶賛を博すと共にコンサートがテレビやラジオで生中継されるなど注目を浴びている。

現在、ベルリン芸術大学ヴァイオリン科主任教授として後進の指導に情熱を傾ける傍ら、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、カザルス・フェスティバル(プエルトリコ、フランス・プラード)、クモフといった著名な音楽祭や、世界の主要ホールに招聘されており、その伝統的でエレガントな演奏スタイルが高く評価されている。使用楽器は1709年製作A・ストラディバリウ(ベルリン芸術大学より貸与)

山本貴志さん(ピアノ)

1983年長野県生まれ、02年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業後、ソリストディプロマコースに在籍。08年ワルシャワ・ショパン音楽アカデミーを首席で卒業。04年第56回プラハの春国際音楽コンクール第3位入賞及び最年少ファイナリストに贈られる“ヴァレンティーナ・カメニコヴァー”特別賞を受賞。05年第4回ザイラー国際ピアノコンクールにおいて満場一致で優勝およびショパン作品最優秀演奏賞受賞。同年、第15回ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞。アメリカソルトレークシティでの第14回ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール第2位入賞。第33回日本ショパン協会賞を受賞。04年度文化庁新進芸術家海外留学研修員。これまでに大島正泰、玉置善己、ビオトル・パレチニの各氏に師事。現在ポーランド・ワルシャワに在住。リサイタル、オーケストラ共演の他、室内楽も精力的に行っているCDはavex-CLASSICSよりショパン:ワルツ集とノクターン集をリリース。繊細な音の世界と生命力あふれる演奏は高く評価され、注目を集めている。

(佐藤)

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