早稲田大が燕市で地域連携ワークショップ 燕ラーメンの調理体験にも挑戦 (2019.2.6)

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新潟県燕市でインターンシップを支援する公益社団法人つばめいと(山後春信代表理事)の働きかけで、燕市で早稲田大学の地域連携ワークショップが行われており、2月5日は燕ラーメンの調理体験が行われた。

早稲田大学の地域連携ワークショップで燕ラーメンの調理体験
早稲田大学の地域連携ワークショップで燕ラーメンの調理体験

地域連携ワークショップは、地域課題を学部も学年もさまざまな学生がチームをつくって地域でフィールドワークを行い、地域のアクティビティを体験し、自治体関係者や地域住民と一緒に課題解決を練り上げ、最終的に報告会で自治体や住民に提案する実践型のワークショップ。燕市での実施はつばめいとが提案したもので、同時期に長野県木島平村でも行っている。

燕市でのワークショップのミッションは「燕におけるものづくり資源を活用し、新しいビジネスモデルを構築せよ!」。学生の参加者を募り、手を上げた7人が参加。1月16日の学内オリエンテーションから事前学習、燕市でフィールドワーク、提案の作成、中間報告、成果発表会と、3月15日までの日程で取り組んでいる。

フィールドワークは2回に分けて行い、今回は2月4日から8日までの1回目のフィールドワーク「燕市の産業を理解」のテーマで病欠の1人を除く6人が燕市を訪れており、つばめいとが運営する「つばめ産学協創スクエア」に滞在して燕市内のものづくり企業13社の見学をはじめびっしりと日程が組んである。

早稲田大学の地域連携ワークショップで燕ラーメンの調理体験

そのなかにあって燕ラーメンの調理体験は、イベント的な学習。中空二重構造の「メタル丼」でも注目を集める中国料理道具の株式会社カンダ(神田智昭代表取締役社長・燕市杉柳)のショールームで行い、ラーメン店「麺's 冨志」(燕市富永)の森山史朗さんと、日本料理「明治屋」(燕市秋葉町4)の大橋和明さんの指導で麻婆麺を調理した。

ねらいは燕市で生まれたプロの調理道具の品質を確かめてもらうこと。カンダが扱う寸胴や中華鍋をはじめ、すべて燕の調理道具をそろえた。学生は安い包丁でトマトをスライスしたあと藤次郎(燕市物流センター1)を試すと「切り始めから全然、違う!」、「押すだけで切れる」と驚き、その機能性などについても聞いた。

メタル丼は、熱湯を入れても外側がほとんど熱くならないことを実感。麺の湯切りをする「てぼ」は株式会社新越ワークス(燕市小関)製で、ワイヤーが太いために変形しにくいことを他社のてぼと比べ、柄は衛生面から樹脂製にし、耐久性を高めるために太い金属を使っている話を聞いて感心し、湯切りにも挑戦して新たな発見に好奇心をかきたてられながら楽しんで学んでいた。

(佐藤)


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