和島で教室の生徒作品を展示した「つるし雛まつり」 (2019.2.24)

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新潟県長岡市和島地区の島崎地内にある道の駅「良寛の里わしま」に隣接するお休み処「和らぎ家」と「良寛の里美術館」で、3月31日(日)まで「つるし雛(びな)まつり」が開かれており、和らぎ家で活動するつるし雛教室に通った生徒たちの作品約100点を展示している。

「良寛の里わしま」に隣接するお休み処「和らぎ家」と「良寛の里美術館」で開かれている「つるし雛まつり」
「良寛の里わしま」に隣接するお休み処「和らぎ家」と「良寛の里美術館」で開かれている「つるし雛まつり」

和らぎ家と良寛の里美術館の2会場に作品を展示。入場料200円でこの2施設と菊盛記念美術館の作品群も鑑賞できる。つるし雛には、岐阜県飛騨地方で昔から作られる人形「さるぼぼ」をはじめ縁起物などが下がる。ことしはえとにちなんで、さるぼぼを応用したイノシシも下がっている。あわせて手まり、ミニ着物、かぶとなどの手芸作品も展示している。

さるぼぼを応用したことしのえとのイノシシの飾り
さるぼぼを応用したことしのえとのイノシシの飾り

つるし雛教室は、和島地区出身で新潟市に住む清水シゲ子さん(77)を講師に10年ほど前から9月から翌年2月までの半年間、月2回ペースで開かれている。その作品製作の発表の場として毎年、つるし雛まつりが開かれている。今シーズンの教室は50歳代から80歳代まで38人が受講した。

清水さんは生徒について「最初は苦しんでいると思うけど、最後は別れがたい感じ。次の年もと申し込んでいく人もいて、3、4年、続けて受講する人もいます」、「ことしできなかった技術が来年はできるようになったり、気持ちが前向きになっているようです」と楽しんでいるようすを話す。

生徒のつるし雛の最後の仕上げに手を貸す講師の清水さん(左)
生徒のつるし雛の最後の仕上げに手を貸す講師の清水さん(左)

新潟市東区に住む50歳代の女性は、昨年のつるし雛まつりを見てつるし雛教室に参加し、2月23日は会場で清水さんや生徒仲間に手伝ってもらいながら作品を完成させた。「仕事と両立が難しかったけど、皆さんのおかげで完成できました」と喜んだ。

「きのうの夜中に一応、つるし終わり、やっと安心して寝られました」とほっとした表情で、「時間にも金にも変えられない勉強をさせてもらいました。次も参加させてもらおうとこれから先生にお願いします」と、つるし雛の魅力にどっぷりはまっていた。

(佐藤)


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