河原井拓也氏の事務所開所式 自民党公認候補としても絶対に負けられない (2019.2.25)

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3月29日告示、4月7日投開票の新潟県議選三条市選挙区(定数2)に三条市議をやめて自民党公認で立候補する河原井拓也氏(33)の後援会「河原井拓也を応援する会」(関川博会長)は24日、三条市旭町2のヤマトヤ旭町店2階に開設した事務所で開所式を行い、支持者ら約180人が参集した。

事務所開所式で決意表明する河原井氏
事務所開所式で決意表明する河原井氏

河原井氏は茨城県水戸市出身で2014年の三条市議選で初当選し、18年に再選を果たした。自民党の三条支部、栄支部、下田支部の三条市内3支部から要請を受けて出馬を決意し、ことし2月14日に市議会議長に辞職願を提出した。

河原井氏は決意表明で、三条市内の自民党3支部の要請を受けて出馬の決意に至るまでの経緯を説明し、決意したのは「ただ託されたから、ただ言われたからというわけでない」と話した。救急医療の環境整備に力を入れる。父が三之町病院理事長のこともあって関心が高く、「県内の医師数は全国でいちばん低く、いちばん多いところとは2倍の地域格差がある」。240億円を以上を投じて県央基幹病院ができても、働き手がいなくては地域医療を守れない。三条市内4つの救急指定病院と連携して医療従事者の確保に努める。

国道403号線も重要で、石上大橋の下流橋建設にも県の力が必要。子育てしやすい環境の構築、発達支援体制の充実、保育園施設の支援、商工農業の振興、商業では商圏15万人、16万人といわれる燕三条駅周辺を軸とした整備をする。

何より県と市のパイプ役となることが重要で、「まさに、それがすべてと思っている」。あいさつに回るなかで県議会とは何か、県議は何をやっているのか、誰が県議になっても一緒といった声を聞いた。県議会は中二階とも言われるが、「しっかりとビジョンをもった人間が、しっかりとこの三条市の代表になって県に臨んでいく。ときには県と戦いながら、そして県の仲介役、クッションになりながら県と連携する。それこそが県議のあり方」との考えを示した。

事務所開所式で決意表明する河原井氏

「まだまだ身のほど知らず、若造かもしれないが、ほかの候補者よりもこの地域を思う気持ちは絶対に負けない。この地域を思う気持ちはだけは三条市議に初当選したときから変わらない」。「議員だけじゃなく、行政だけじゃなく、住民、業界団体が一緒にこの地域のために盛り上げていかなければ、この三条市の未来はない」と強調した。

しかし、選挙は「どんなにきれいごとを言っても勝ち上がらなければ何の意味もない」。知名度が低く、出遅れていて「議席を確保するのは本当に厳しい選挙」であり、「全力でやってもわたしひとりでは遠く及ばない。本当に皆さまがたの力が必要で、「この地域のため、この三条市のため、この県央地区のため、新潟県のためにしっかりと働いてまいりたい。その思いだけは誰にも負けない」とし、「自民党公認候補としても絶対に負けることはできない。三条市代表として県会議員候補とさせていただく立場でも絶対に負けてはいけない。どうか皆さまがたからぜひともご指導を」と理解、支援を求めた。

開所式のあいさつで関川後援会長は、栄地区の流通工業団地、三条技能創造大学、医療系高等看護専門学校との連携が重要になり、県央基幹病院も創設されるが、「それをこれから県と協働して形にしていかなければならない」。大学と専門学校の開学にあと2年、働くのは6年後、7年後、8年後になる。河原井氏は今は若いが、「開学して卒業生が卒業してそこがスタート点ではないか。ということは今から経験していくことが何より大事」、「この河原井拓也を県政に推し進めることがわれわれが今、きょうできる大切なこと」と長期的な視点を示した。

開所式
開所式

河原井氏が1期、2期、3期と県議を務めてやっとスタート点になり、「三条市長をはじめ三条の議員が汗をかいてここまでつくりあげてきたものが、本当に実を結ぶのは河原井拓也4期目」で、「決して若くない。やっとあぶらがのってできる年代」。小学校5年生の娘が看護学校、基幹病院の建設を知っていて、「わたしはパパと同じように人のためになるようなことをしたい。その学校に行って、その病院に勤めてこの地域のためになりたい」と言っている。

「小学校五年生がもう夢をもってる。その夢を提供してくれたのは三条市政。その夢を実現するのが河原井拓也。ここからスタート点。決して若くない。ぜひ皆さんの力添えで、県政に押し上げていただきたいと説に願う」と支援を求めた。

激励の言葉で国定勇人三条市長は、「現実の問題として県議として一人前になって活動できるようになる。ひとつの閾値(しきいち)は、3期を終えて4期に入ってから」で、「そう鑑みるとわたしたちはまだスタート地点にも立っていない」。県議を3期12年間、務めた佐藤卓之氏が勇退し、「佐藤さんがいなくなった今、これから先の三条市を県との関係でどう構築していくのか。われわれは再び前を向いていかなければいけない」とした。

県議会では自民党県議団が圧倒的多数を占める。「なんとしても三条市から自民党のポストをひとつ確実に取っていかなければいけない。そのうえで、そのたったひとつのポストを1期や2期という不安定な状態ではなく、少なくとも間違いなくよっぽどのことがないかぎり4期以上は務めていただける、そういう方を選ばなければわたしたち三条市の未来はない」。しかし、今は自民党で2議席を占める状況になく、「三条市の末永い将来に向かってしっかりと思いを至らせれば4期以上、与党自民党として活躍できる河原井さんに託すしか、わたしはないと思っている」と河原井氏を支持する理由を話した。

神事
神事

河原井氏と一緒に回るなかで、河原井氏は知名度が低く、「正直なところまだまだ心許ないというのが一緒に回らせていただいたわたしの実感」。だからこそ「本日、お集まりいただいている皆さまがたからの助けがほしい」とし、「最初の1期目はもしかしたらわたしたちが引き続き育てる側に回らなければいけない」が、「せっかくゼロスタートができるのだから、河原井さんにしっかりと託して4年後は今よりも前進、8年後は今よりももっと前進。12年後になって三条市が安定的に発展できるような基盤を河原井さんに託そうではありませんか」と同意を求めた。

阿部銀治郎市議会議長は「今回の選挙は大変、厳しい」と始め、一級河川の改修が残り、三条が取り組む大きなプロジェクトは国県とかかわる事業で「これをしっかりとやりこなすには、わたしども議員だけではだめ、市長だけでもだめ。やはり国県とのつながりが今は自由民主党の政権下である」と自民党公認候補である河原井氏の必要性を強調した。

「今回の選挙を勝たなければ3期、4期の話をしたってどうにもならない」が「この知名度のない者を県会に送るには至難の業と思う」。「これからが大変だがわたしどもと一緒にこの三条市の将来のために河原井拓也さんを県会に送ろうではありませんか」と激励した。

自民党3支部代表で山田富義三条支部長は、自民党としては「河原井さんが公認、坂井(光子)さんが推薦という準備をしているが、本来ならふたり無事に当選してもらえればこんなにうれしいことない」と言ったあと、「ここまでは自民党三条支部長の意見」、「これからは個人的に」と断ったうえで、「栄支部、下田支部とともに河原井君を当選させるように頑張る。河原井君が当選したら三条市が将来に向かって県央基幹病院、三条市が抱える県の問題を三条市政と一緒に解決していくように頑張ってもらいたい」と期待した。

(佐藤)


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