三条しただ郷クリニックが下田保健センター内で7月1日開院 (2019.3.3)

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新潟県三条市下田地区で最も人口が集中する荻堀地区の無医地区状態を解消しようと三条市の働きかけに応え、「三条しただ郷クリニック」が7月1日、下田庁舎と同じ敷地にある下田保健センター内で開院する。

三条しただ郷クリニックを開院する池上敬一さん
三条しただ郷クリニックを開院する池上敬一さん

開業するのは、東京都に住み医療法人社団青葉会が運営する一橋病院(東京都小平市学園西町1)に勤務する池上敬一さん(64)。大阪府に生まれ、本籍は佐賀県。製薬会社勤務の父の転勤で各地へ移り住んだ。

宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)を卒業して医師国家試験に合格。1981年から大阪府立千里救命救急センター(現大阪府済生会千里病院救命救急センター)での研修を皮切りに93年にJICA専門家(救急医療)としてマレーシア国サラワク州に派遣、93年から95年まで米国のハーバード大学医学部外科、ベスイスラエル病院へ留学したこともある。

一橋病院には2017年から勤務し、訪問診療、総合診療、救急診療に取り組み、4月25日で退職する。

三条しただ郷クリニックの診療日は、平日の月、火、水、木曜。診療は午9時から正午まで、午後3時から6時まで。午後1時から3時まで往診も行う。内科(総合診療)、小外科処置(きずの処置や縫合)、初期救急診療(頭部打撲や転倒)に対応する。

診察室は2つで、一方はインフルエンザの疑いのある患者など感染症の疑いのある患者さんの待合と診察室になる。救急車で来院した患者に対応するためのスムーズな動線を確保する。将来的に訪問看護ステーションが必要になった時のためにそのスペースも用意する。

2016年1月に三条市荻堀にあった渡辺医院が閉院し、下田地区に診療所がなくなった。三条市では無医地区状態を解消しようと、医師招聘コンサルタント会社を通じて下田地区で診療所を運営してくれる医師を探していた。

池上さんのもとにも照会があり、昨年8月に三条市下田保健センターでガイダンスを受け、地域を車で見学し、9月に「下田地域における診療所の開設に関する覚書」を締結した。

下田での開業を決めた理由については、2月に開設したホームページにも詳しく書いているが、池上さんは「直感なんですけどね。きれいな空気、人が少ない所。初めて下田を回った印象は大変、田んぼの手入れが行き届いていて、家々の軒先もきれいにされ、相当レベルが高い所と思う」と魅力を話す。

日本医療教授システム学会の代表理事の仕事があるため、当分は週末は東京へ戻る。健康に心配はないが、「長く続けるために無理せず、とりあえず10年はやろうと思う」と言い「期待に応えます」と頼もしい。

獨協医科大学越谷病院救急医療科・救命救急センターのセンター長を務めるなど救急診療も専門で、下田地区の救急搬送には応急診療所的に対応し、ファーストタッチの役割も担いたいと言い、下田地区の住民にとってはこれ以上ない頼れる存在になる。

池上さんの救急診療に関する知見は、平成35年度早期の開院を目指す救命救急センターを併設した県央基幹病院でも求められる。三条しただ郷クリニックのツイッター公式アカウントで池上さんは3月2日に「地域から要望があれば、AHA*1のBLS*2コース、ICLS*3コース、救急隊員を対象とした勉強会や臨床推論セミナーも開催可能です。準備、運営などはお手伝いください・・・。ヘルパーさん、ケアマネさん、訪問看護師さんを対象とした在宅医療急変対応コースも開催可能です」とツイートしており、無医地区解消にとどまらず、地域医療のレベルアップへの貢献も期待せずにはいられない。

また、開院に向けて看護師と事務のそれぞれ常勤とパートの職員を募集している。応募は履歴書を3月15日までに「〒950-2025 新潟市西区寺尾上2-3-41 ニイガタ医療器(株)内 三条しただ郷クリニック準備係」へ郵送する。問い合わせはハローワークか三条市健康づくり課(電話:02526-34-5443)へ。

1.アメリカ心臓協会
2.一次救命処置
3.「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字で、日本救急医学会による医療従事者のための蘇生トレーニングコース

(佐藤)

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