大河津分水桜土手に桜と菜の花のハーモニー 燕さくらマラソンを記念して (2019.4.16)

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新種目のハーフマラソンも追加されて初めて新潟県燕市分水地区の大河津分水さくら公園に会場を移して4月20日に開かれる「燕さくらマラソン大会」に文字通りを花を添えようと、地元建設業者が会場の公園内や桜土手で栽培したアブラナの花がサクラの花とともに満開を迎え、見事な花のハーモニーを奏でている。

桜並木の淡紅色の花と黄色の菜の花のハーモニーが初めての美しさを見せる大河津分水桜土手
桜並木の淡紅色の花と黄色の菜の花のハーモニーが初めての美しさを見せる大河津分水桜土手

さくら公園は大河津分水路右岸、大河津橋から上流の堤防下にあり、燕さくらマラソンの発着点となる。その敷地内の緑地で栽培したアブラナが咲いている。

目を引くのは桜土手で育てたアブラナ。大河津分水路の両岸はサクラ並木になっている。桜土手からさくら公園へ降りる通路から上流側の信濃川大河津資料館の手前まで、約250メートルに渡って桜並木の足元にアブラナの菜の花が彩っている。

公園の菜の花も桜や冠雪の粟ヶ岳と競演
公園の菜の花も桜や冠雪の粟ヶ岳と競演

16日は真っ青な空にソメイヨシノの淡紅色の花とアブラナの黄色い花の帯が延び、目を見張る美しさ。大河分水桜土手で初めて見る花のコントラストに車を止めて記念写真を撮ったり、自撮としたりと絶好のインスタ映えポイントになっていた。

このアブラナを栽培したのは、燕市分水あけぼの1、大河津建設株式会社(波潟昭義代表取締役会長・伊藤昭芳代代表取締役社長)。燕市は、これまでスポーツランド燕を会場に毎年開いてきた「燕マラソン大会」を第30回の節目となることしはさくら公園に会場を移し、大幅にリニューアルした。

信濃川大河津資料館屋上から見る桜土手
信濃川大河津資料館屋上から見る桜土手

国交省から堤防の維持管理を受注している大河津建設では、燕市に協賛し、社会貢献になればと会場でアブラナの栽培を計画した。新潟市西蒲区松野尾1、上堰潟公園に燕市に相談し、国交省北陸地方整備局信濃川河川事務所にも話をつないでもらい、花が終わったら種ができる前に刈り取るという条件で承諾してもらった。

大河津建設では以前にほかの場所でアブラナを栽培したが、肥料をやらなかったので背の低いアブラナになってしまった失敗を経験しているので、今回は種まきから施肥まで業者に委託。約60万円かかった。伸び始めたころは食用にするのか、アブラナを摘んでいく不届き者もいたが、無事に大きく育ち、美しい花を咲かせた。

大河津建設の波潟会長(左)と伊藤社長
大河津建設の波潟会長(左)と伊藤社長

燕さくらマラソンのランナーはもちろん、翌21日に同じ場所で行われる分水おいらん道中の見物客の目も楽しませてくれる。サクラより花が長持ちするのもありがたい。来年も継続するかどうは未定。波潟会長は「少しは役に立てたかなと思っている。花を見て楽しんでもらえればそれでいい」と話している。

(佐藤)


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