大型連休3日目の三条マルシェは晴れて2.6万人 平成始まりの学年に生まれて令和前日に誕生日を迎える女性も (2019.4.29)

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新潟県三条市の一ノ木戸商店街を歩行者天国にして4月29日、今年度初めての三条マルシェが開かれ、好天にも恵まれて2万6300人の人出でにぎわった。

青空の下でにぎわう三条マルシェ
青空の下でにぎわう三条マルシェ

一ノ木戸商店街の約340メートルに初出店の10店を含め57店が出店した。一ノ木戸商店街の土手上、五十嵐川右岸の堤防斜面でシバザクラを栽培、管理しているボランティア団体「朝草会(あさくさかい)」(山崎修会長)がシバザクラの開花期にあわせて毎年、堤防上で開いている「芝桜まつり」とコラボレーションした。

朝草会による芝桜祭りで来場者からシバザクラの苗を植えてもらう
朝草会による芝桜祭りで来場者からシバザクラの苗を植えてもらう

朝草会の芝桜祭りも天照会のみこしも一緒に

朝草会は、これまで堤防上で行っていた豚汁の販売を三条マルシェに出店して行い、高所作業車による空中からのシバザクラ見学や来場者からシバザクラの苗を植えてもらったりした。

天照会が中心のみこし担ぎ
天照会が中心のみこし担ぎ

みこし出発前のライブ中継の動画

さらに地元の神明宮の春祭りで「天照会」によるみこし担ぎも行われた。この日の三条の最高気温は5月中旬並みの21.0度。10連休の3日目で翌日から天気は崩れる予報のこともあり、青空が広がる暖かい陽気を楽しむようにのんびりと過ごしていた。三条マルシェにあわせて特売を行う店が目立ち、商店街も積極的に協力していた。

鮮魚店も三条マルシェに協力
鮮魚店も三条マルシェに協力

柏崎市からやって来た女性は昭和63年4月30日生まれ

柏崎市に住む五十嵐香菜恵さん(30)は両親や妹、子どもと一緒に初めて三条マルシェを訪れた。一ノ木戸商店街にある中心市街地拠点施設「TREE」のハンバーガーを食べるのが目的だったが、来てみたら三条マルシェをやっていた。その場で自分にふさわしい文字を毛筆で書いてくれるサービスを受けた。

五十嵐さん姉妹、右が香菜恵さん
五十嵐さん姉妹、右が香菜恵さん

昭和63年4月30日。翌年の1月7日に元号が変わり、五十嵐さんが生まれた学年は、昭和生まれと平成生まれが混在する。五十嵐さんはわずかに昭和、そして平成、令和と早くも3つの元号を生き、この4月30日に31歳を迎えると翌日に令和となり特別な感慨がある。

「なんか変な感じですよね。生まれてから誕生日まで、平成が始まって平成が終わる。自分の時代が終わるような」と五十嵐さんは話していた。

(佐藤)

フォトアルバム

車の落書きコーナー
車の落書きコーナー

キッチンカー「BALI JAYA」のシェフはバリ人の本格派
キッチンカー「BALI JAYA」のシェフはバリ人の本格派

靴店が三条マルシェに協賛し平成さよならセールも
靴店が三条マルシェに協賛し平成さよならセールも

思いを込めた出店者の看板
思いを込めた出店者の看板

地域おこし協力隊のライスコロッケ「アランチーヌ」は昼前に完売
地域おこし協力隊のライスコロッケ「アランチーヌ」は昼前に完売

三条マルシェに協力する総菜屋さん
三条マルシェに協力する総菜屋さん

アトラクションの久保田リョウヘイさんによるハンドパン演奏
アトラクションの久保田リョウヘイさんによるハンドパン演奏

風車づくりのワークショップ
風車づくりのワークショップ

「もうすぐ名物!!」?
「もうすぐ名物!!」?

その人に合わせた文字を筆で書くサービスを行う樋口さん
その人に合わせた文字を筆で書くサービスを行う樋口さん

五十嵐さんが娘さんと
五十嵐さんが娘さんと

不思議な組み合わせ
不思議な組み合わせ

三条マルシェとゆかいな仲間たち
三条マルシェとゆかいな仲間たち

三条マルシェとゆかいな仲間たち
三条マルシェとゆかいな仲間たち

みこし出発前に神明宮で気勢を上げる
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