初詣や花見、紅葉、灯籠祭りでは押すな押すなのにぎわいの新潟県弥彦村に、特別なイベントのない時期も足を運んでもらおうと、一般社団法人弥彦観光協会では、4月から月2回、弥彦駅前広場にキッチンカーやテントに店が並ぶ「やひこマルシェ」を開いている。6月は9日と23日に開き、地域おこし協力隊が弥彦情報を提供し、PRする。
午前10時から午後4時半まで店を開く。9日はコーヒー、しょうゆたい焼き、綿ストール、ハンドメードアクセサリー、ハーバリウム、風車、折紙などを販売する11店が出店。全国青年農業者クラブ連絡協議会(4Hクラブ)の地元組織も出店し、朝採り野菜の販売もある
今回から弥彦情報を提供してくれるのは、昨年5月に村の地域おこし協力隊に着任し、弥彦観光協会に勤務する遠藤佑香(ゆか)さんだ。スケッチブックに情報を手書きし、写真を張り付けたわかりやすいフリップのようなものを用意した。
内容は弥彦名物のカレー豆、パンダ焼き、日本酒、ジェラート、伊弥彦米、さらに温泉まんじゅうの比較まであって楽しい。「弥彦のまちあるきもご紹介できるので気軽に声をかけてほしい」と遠藤さんは話している。