詳細な平面図を示して国道116号バイパス素案の住民説明会 (2019.8.30)

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新潟県の柏崎市から長岡市、出雲崎、燕市を経由して新潟市中央区までを結ぶ国道116号と平行してその東側の燕市熊森から新潟市西蒲区下和納まで約11.2kmを結び国道116号吉田バイパスの今年度中の都市計画決定に向けた燕弥彦都市計画道路の変更素案に関する説明会が20日に燕市吉田産業会館、21日に新潟市岩室地区公民館で開かれた。

燕市吉田産業会館で開かれた説明会で掲示された詳細な吉田バイパス平面参考図に目を凝らす出席者
燕市吉田産業会館で開かれた説明会で掲示された詳細な吉田バイパス平面参考図に目を凝らす出席者

吉田バイパスは国道116号の慢性的な渋滞の解消が目的。素案では、現道と接続する燕市の熊森ー粟生津間、新潟市西蒲区の津雲田ー下和納間は現在の2車線から4車線に現道を拡幅し、バイパス部は2車線とする。交差点は10カ所を選定し、バイパス部5カ所は立体交差、現道拡幅部は平面交差となる。

あわせて燕弥彦都市計画道路のうち新潟県決定7路線と燕市決定4路線の変更素案が示された。燕市吉田産業会館で開かれた説明会には、約100人が出席。あいさつで燕市の鈴木力市長は「なによりも116号バイパスの法線上に土地を持つ地権者から土地を提供していただく、ご理解いただくのが前提」で、「地域をあげて一致団結して取り組むことが国を動かし、県を動かすことにつながる」と理解、支援を求めた。

説明会に約100人が出席
説明会に約100人が出席

燕市合併前の吉田町は、国道116号の渋滞解消を目的に吉田町地区みちづくり・まちづくり委員会を設置し、8回のワークショップを開いて2006年に道路整備計画の提言書をまとめている。その後、事業化されないまま13年がたった。当時は吉田バイパスは4車線と考えられていただけに、なぜ2車線なのかと質問する人もいたが、新潟国道事務所は交通量の推計から2車線で処理でき、現道との接続部分が4車線なのでボトルネックにはならないなどと説明した。

会場には吉田バイパスの参考平面図を掲示した。これまでは直径500メートルの円で示した大ざっぱな図面だったが、会場の参考平面図は縮尺2500分の1の大きな地図に正確な道路の通過位置が示してあった。出席者の多くは地権者で、それぞれが所有する土地がどれだけ吉田バイパスにかかるを丹念に調べていた。

素案の縦覧が9月4日(水)までの平日に、三条地域振興局地域整備部計画調整課、新潟地域振興局地域整備部庶務課行政係、燕市都市整備部都市計画課、新潟市都市政策部都市計画課、新潟市西蒲区役所建設課で行われる。9月24日(火)午後7時から燕市役所で公聴会が開かれる。


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