水道に土のにおいと問い合わせ相次ぐ (2019.10.16)

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各地に豪雨をもたらし台風19号の影響で、信濃川水系の河川の水は濁流となり、新潟県の燕市と弥彦村で構成する燕・弥彦総合事務組合水道局が運営する水道は土のにおい物質が取り切れず、市民から問い合わせが相次いだ。

道金浄水場
道金浄水場

台風が最接近したのは10月12日夜。燕市や弥彦村では強い雨は降らなかったが、信濃川上流の千曲川は、長野県長野市で堤防が決壊するほどの豪雨となった。その水が時間を置いて流れてきて、燕市の信濃川は翌13日午後に水位がピークを迎え、川の水は濁流となって絵の具のような黄土色に染まった。

燕・弥彦総合事務組合は燕市内3施設、弥彦村内1施設の浄水場を管理、運営している。13日から市民から水道に土のにおいがすると市民から問い合わせが届き始めた。15日までに4施設すべての水道水を配水する地域から合わせて40件の問い合わせがあり、16日も何件かあった。においは気づかない人もいるほどかすかなもので、水質に問題はなかった。

13日朝の長岡市与板地区の信濃川
13日朝の長岡市与板地区の信濃川

4施設は、道金浄水場が中ノ口川、吉田浄水場、分水浄水場、弥彦浄水場が西川といずれも信濃川の支流から取水している。水道局によると浄水場の処理過程で微細な泥土のにおい物質を取り切れなかったと言う。

すでに川の濁りはなく、16日時点では配水している水道水にはにおい物質が残っていないが、においが残る水道水がまだ水道管のなかに存在しているため、においのある水道水が出ている所があると見られ、間もなくにおいは消えるので理解を求めている。

信濃川水系以外から取水している三条市や加茂市ではこうした問題は発生していない。信濃川水系取水している浄水場では、燕・弥彦に限らず土のにおいがつく問題が発生したと思われる。


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