三条別院お取り越しの6日夜は演劇公演「いきもののきもち」 (2019.11.6)

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11月5日から8日までの4日間、真宗大谷派三条別院(森田成美輪番・新潟県三条市本町2)で行われている宗祖親鸞(しんらん)の祥月命日に向けた法要「お取り越し報恩講(ほうおんこう)」にあわせて、6日午後7時半から本堂でことしも演劇「シアターサンジョーゴボー」の第4回特別公演が行われる。入場無料。

3日の通しげいこのようす
3日の通しげいこのようす

「開かれた別院」をテーマに毎年11月6日の夜限定で三条別院本堂を劇場として開放し、演劇公演を行う企画。演劇を通して人間の業を表現し、自分自身と出会ってもらおうという願いから誕生し、昔のお取り越しのにぎわいを取り戻したいという思いもある。毎回200人近い来場者があり、お取り越しの一連の行事のひとつとして根付き始め、三条に新しい文化をもたらしつつある。

これまでは長岡市が拠点の劇団による公演を行ってきたが、ことしは三条市の岡田美香さん(38)が演出を任せた。岡田さんは東京出身で劇団で主役も務める女優だった。

3日の通しげいこのようす

今回は2016年に岡田さんが三条市で旗揚げした「65歳以上の劇団」の5人と岡田さんが外部講師に就く新潟市のサンミュージック・アカデミー新潟校の生徒7人、演劇の講師を務める三条市の事業「わくわく文化未来塾」に通う中学1年生1人。それに僧りょ12人が出演する。

主役は動画配信などを行う「時空DO画」東京で内山正則さん(34)に頼んだ。脚本は三条市で映画『ライブハウス レクイエム』を撮影したこともある映画監督で脚本家の松本卓也さん。タイトルは『いきものきもち』。

生き物の考えていることがわかる機械「フィーリングー」を発明しようと研究するミト博士と助手のベジ子。 成功すれば世の中は大きく変わり、人間とほかの生き物との真の共存が可能になる。2人はそう信じて遅々として研究を続けていたある日、ミト博士は「フィーリングー」から聞こえるネズミの声に気づく。「ねえ、あなたはなぜ、生き物の考えを知りたいのですか?」。

演出担当の岡田美香さん
演出担当の岡田美香さん

本番3日前の3日夜、本堂で公開の通しげいこを行った。けいこ後、岡田さんは出演者らと車座になって意見を求めたり、だめ出ししたり、ほめたりして舞台に立つ姿勢や細部をブラッシュアップした。

「こんなに大人数の演出は初めて。すごく勉強になる」と岡田さん。「シンプルに演劇で伝えられるものがあることをひとりでも多くの人に知ってもらいたい」と観客の目を待っている。


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