氷頭みそラーメンを1杯200円で売り上げを台風被害の千葉県へ (2019.11.30)

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新潟県三条市元町、ラーメン店「龍昇園」は、12月2日(月)午前11時から午後3時までことしも「氷頭(ひず)みそラーメン」を1杯200円で提供し、売り上げを先の台風15号、19号で大きな被害を受けた千葉県の義援金に寄付する。

氷頭みそラーメン
氷頭みそラーメン

氷頭みそラーメンは、三条市を東西に流れる五十嵐川をさかのぼるサケの頭を五十嵐川漁協から譲り受け、軟骨部分をスープに生かした季節限定のラーメンで、1杯950円。発売した2004年に中越地震が発生し、その義援金に充てようとチャリティーラーメンを行い、ことしで17回目になる。16回目。同店では毎年、さまざまな災害の被災地に善意を寄付している。

昨年は店頭に設置したペットボトルの募金箱に9228円、チャリティーラーメンが96食の7万5080円の合わせて8万4308円を北海道胆振東部地震で被災した厚真町に寄付した。

ことしは三条市が大きな被害を受けた2004年の7.13水害のときに千葉県の知人が三条市への10万円の義援金を店主の刈屋栄二さん(69)に託したこともあり、台風被害の千葉県へ寄付することにし、寄付先は知人から検討してもらっている。

刈屋店主と右にあるのは寄付とあわせて贈る荘眠月さんが描いた墨彩画
刈屋店主と右にあるのは寄付とあわせて贈る荘眠月さんが描いた墨彩画

例年のように長野県千曲市に住む墨彩画家、荘眠月(そう・みんげつ)さんが描く墨彩画百数十枚も合わせて寄付する。もっとも荘さんが住む千曲市も台風19号で被害を受けている。

チャリティーラーメンは多い年では200食もの提供になり、体力的にも続けるのが難しい。「もう対応ができなくなってきた。ことしが最後になると思う」と刈屋さんは話す。

しかし2週間も前からことしはいつチャリティーラーメンを実施するのかと問い合わせがあり、「そう言われるとなかなかやめられない」と刈屋さん。刈屋さんの願いは、寄付先となる被災地がなくなること。「来年から災害が起きなくなればいいけど。災害があるとまた虫がうずうずしてくる」と笑った。


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