最高賞金100万円の手づくりしかけ絵本コンクールの応募85点を審査 (2019.12.15)

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ことしも最高賞金100万円で募集した新潟県三条市主催の第4回手づくりしかけ絵本コンクールの審査が12月12日行われ、高校生以上の一般部門60点、中学生以下の子ども部門24点の応募作品のなかから受賞作品を決めた。

第4回手づくりしかけ絵本コンクールの審査のようす
第4回手づくりしかけ絵本コンクールの審査のようす

三条市立図書館栄分館の絵本の蔵書数日本一を目指して始まった旗印に毎年、三条市が開いているコンクール。一般部門の最優秀賞の賞金を破格の100万円に設定していることもあり、全国から注目、応募を集めている。

今回の応募は2部門とも昨年より1点だけ減った。審査員は9人。昨年と同じく仕掛け絵本を出版している絵本作家のきむらゆういちさんを審査委員長に、同じく仕掛け絵本を出版する絵本作家のいしかわこうじさんをはじめ地元関係者ら5人にことしは新たにコンクール実行委員会を構成する団体のメンバーなど新たに4人が加わった。

応募作品をずらりと並べて各審査員は1点ずつ手にとって仕掛けを確認して気に入った作品に付せんを張り、付せんの多い作品から一般部門10点、子ども部門7点を選出してから両部門とも最優秀賞1点と優秀賞2点をはじめ各賞、入選作品を決めた。

年々、仕掛けが高度に複雑になり、審査員は審査を忘れて感心したり、驚いたり。光を当てると字が浮き上がるもの、アルミの筒に反射させて見るもの、取り外しできる食べ物から香りがするもの、開くと本の中央に丸い穴が開いたものなど、新しいアイデアが目立った。

イラストレーターなど明らかにプロの作品もあり、全体のなかでどう評価するか悩むこともあった。いずれにしろ相当な経験を積まなければ上位には食い込めないほどレベルが上がっていた。

きむらゆういちさんは、優秀な作品をしぼる作業は「いい作品が抜きんでているので選びやすかった」と言い、「皆さんよく研究していてレベルが上がっている。まったく新しいアイデアというよりは今までのアイデアを新しく展開するという方向に向かっているようだ」と話していた。

審査結果は来年1月の国定勇人市長の定例記者会見で発表。1月24日から26日まで栄庁舎の教育センター、2月15日から17日まで三条市体育文化会館で応募作品を展示し、2月16日に会場で表彰式を行う。


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