三条市出身の佐藤ひらりさんが高龍さま近くの小中学校でコンサート 母の話も (2019.12.23)

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新潟県長岡市濁沢町、長岡市立太田小中学校(山碕孝幸校長)でこのほど、三条市出身の生まれながらに全盲の高校生シンガー、佐藤ひらりさん(18)のコンサートが開かれた。

長岡市立太田小中学校のステージに立つ佐藤絵美さん、ひらりさん親子
長岡市立太田小中学校のステージに立つ佐藤絵美さん、ひらりさん親子

長岡市の「学校・子どもかがやき塾」事業の一環で行われた。この事業は、創意工夫を凝らした活動を学校の裁量できるように、「夢企画」と称して学校が企画する夢ある事業を募集して選考、予算付けしている。

太田小中学校の近くには商売繁盛で知られる高龍神社があり、縁があってひらりさんは小学生のころから母の絵美さん(45)とたびたび参拝に訪れている。そこで知り合った高龍神社総代の中村忠夫さん(73)=長岡市蓬平町=を介して今回のコンサートが実現した。

太田小中学校は小学生10人、中学生14人の小規模校。中村さんは「子どもがあまりにも少ない。この地区の明るいニュースになり、みんなの元気づけになれば」と学校につないで実現した。

佐藤ひらりさんコンサート
佐藤ひらりさんコンサート

会場の体育館には児童生徒のほか、保護者や近隣住民も参加した。今回は絵美さんの話のあとひらりさんがトーク&ライブ。絵美さんは未来の姿をあらかじめ願って祝う日本の予祝(よしゅく)になぞらえて「わたしはこれができると信じてやっていけばできる」と自分を信じることの大切さを話した。

おとな仕事から家に帰って疲れたと言うから世界の子どものように早くおとなになってお父さんやお母さんのようになりたいと子どもたちが思わなくなるので、「家に帰ったら疲れたではなく、楽しかったと言い、仕事のことはしない方がいい」と親にも勧めた。

続くコンサートでひらりさんは、オリジナル「令和」や「ほめられて伸びる子の行進曲」など6曲をキーボードの弾き語りで演奏した。ことし9月の「第34回国民文化祭・にいがた2019」と「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」の開会式で、天皇後皇后両陛下が臨席されるなかで国歌を斉唱している。会場の人たちは、ひらりさんの澄み渡った歌声に聴き入っていた。


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