十日町の正月の縁起物チンコロの販売にことしも行列 (2020.1.16)

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新潟県三条市下保内、道の駅「庭園の郷 保内」は1月13日、昨年に続いて十日町市で1月に開かれる節季市、通称「チンコロ市」に並ぶ縁起物のチンコロを販売し、ことしも行列のできる人気だった。

道の駅「庭園の郷 保内」でことしもチンコロを販売
道の駅「庭園の郷 保内」でことしもチンコロを販売

十日町市では、毎年1月10日、15日、20日、25日に市内の諏訪町でチンコロ市が開かれる。冬の農閑期に農業の副業としてタケやわらで作る生活用品や民芸品を持ち寄る節季市で、江戸時代から開かれている。

そのなかでも人気なのが、シンコ(新粉)とも呼ぶ米粉を原料に子犬などをかたどった縁起物の「チンコロ」。蒸して練り上げ、食紅で色を付けたものと合わせて作る。名前の由来となっている子犬をはじめ、小動物やその年のえとが作られる。

左からウサギ、猫、子犬、ネズミ
左からウサギ、猫、子犬、ネズミ

道の駅「庭園の郷 保内」は昨年、初めてこのチンコロを販売した。販売したのチンコロは、十日町市出身で夫の実家のある三条市に住んだことがあり今は新潟市西区に住む5代目・田齋忍さん(40)が作った。昨年は100個を用意したが、わずか30分足らずで完売したため、ことしは300個に増やし、販売開始の1時間以上前から整理券を配布した。

おかげで整理券にも約50人が行列をつくったが昨年のように混乱することはなく、スムーズに販売できた。販売したチンコロは、子犬、猫、ウサギに、ことしえとのネズミの4種類で、それぞれ300円で販売した。「どうしてなんでしょ。三条でこんなにチンコロの知名度があるのは不思議でしようがありません」と田齋さんは驚く一方、「死んだおばあちゃんも喜んでくれていると思います」と人気に感謝した。


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