食べてもおいしいチョコレートの天神講菓子が誕生 (2020.1.17)

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「天神(てんじん)」と呼ばれる学問の神さま、菅原道真(すがわらのみちざね)の命日2月25日に学業成就や合格祈願を祈る天神講が行われる地方がある。そのひとつ新潟県燕市では全国的にも珍しい天神講に供える菓子の製造が受け継がれているが、粉菓子や砂糖菓子なので、さまざまなスイーツがある現代では食用に好まれない。そこで食べてもおいしい天神子菓子をと考案された、チョコレートで作った天神講菓子が1月18日、発売される。

「ROOTS」が発売する天神講チョコレート
「ROOTS」が発売する天神講チョコレート

販売するのは燕市の老舗菓子店「白根屋」の姉妹店、3年前に三条市須頃1にオープンした「ROOTS(ルーツ)」。「白根屋」には菅原道真をはじめ縁起物をかたどる天神講菓子の粉菓子用の木型が展示するほどある。

菅原道真の木型をデータ化して樹脂製の型を作り、そこにチョコレートを流し込んで作る。完成すると板状になり高さ10センチ、幅9センチ。そのままでは立たないので立ててディスプレーできるように燕市のMGNETでパッケージをデザインし、製造は燕市のほしゆうに委託。型は燕市の曙産業の協力を受け、燕市にこだわった。

チョコレートには添加物を使わず、テンパリングと呼ぶ手間のかかる温度調整を行って表面の光沢や口当たりをよくし、おいしく、そして日持ちするようにと欲張って試作を重ねて完成させた。チョコレートを型に流すと型の細部まで再現でき、粉菓子や砂糖菓子のように着色しなくても造形がはっきり表現される。試作費用には補助金も受けた。

ミルクチョコレートとストロベリーチョコレートの2種類あり、いずれも50グラムで税込み756円。ミルクチョコレートは道の駅「燕三条地場産センター」や燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」、道の駅「庭園の郷 保内」、新潟市岩室観光施設「いわむろや」などで販売するが、実店舗へも足を運んでほしいのでストロベリーチョコレートはROOTSと白根屋だけで販売する。

ROOTSのシェフパティシエの更科さん
ROOTSのシェフパティシエの更科さん

燕市の鈴木力市長は2010年の市長就任以来、天神講菓子のPRに努め、着実に成果をあげた。風前のともしびのようだった天神講菓子は息を吹き返し、製造を再開する菓子店が増え、アイテムも増えた。燕市の名物のイメージも定着してきた。

しかし、ROOTSのシェフパティシエ、更科賢祐さん(36)は「今はいいけど長い目で見ると下火になると思っていた」と先行きを不安視する。甘いというだけでごちそうだった昔は、中にあんが入った粉菓子でも、溶かした砂糖を固めただけの金花糖でも子どもたちが喜んで食べてくれた。飽食の現代では天神講が終わるとちょっとかじって捨ててしまうか、金花糖なら調理用に使うくらいが関の山だ。

「生菓子なら食べるが日持ちしない。年配の人は懐かしさで買ってくれても、その子、孫の世代が食べてくれないと意味がない。日持ちがして食べてもおいしいものをと、2月14日にはバレンタインデーもあり、チョコレートを思いついた」と言う。今シーズンは1千個の販売が目標だ。

若手後継者がいる燕市内の菓子店は少なく、「これをきっかけに何かの起爆剤になり、燕市の天神講のあり方にも一石を投じることになれば」と波及効果に期待している。ROOTSは火曜定休で午前10時から午後7時まで営業。問い合わせの電話は「0256-47-1075」。


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