自粛ムードを感じさせないつるし雛まつりのにぎわい (2020.3.8)

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新潟県長岡市島崎、道の駅「良寛の里わしま」の「和らぎ家」と「良寛の里美術館」の2会場で2月29日から3月29日まで恒例の「つるし雛(びな)まつり」が開かれている。

「良寛の里わしま」で開かれている「つるし雛まつり」
「良寛の里わしま」で開かれている「つるし雛まつり」

この2会場をはじめ、「良寛の里美術館」と「菊盛記念美術館」の常設展もすべて見学できる200円の入場券を買うと便利だ。つるし雛は、「和らぎ家」で活動するつるし雛教室に通った生徒たちの作品で、約100点を展示している。

会場に入ると色とりどりの華やかな作品にめを奪われる。つるし雛には、つるし雛の定番の「さるぼぼ」や、えとにちなんだネズミ、縁起物などがつり下げられている。あわせてひな人形や手まり、手芸作品も展示している。

おもちゃ箱をひっくり返したような色とりどりのつるし雛が会場を春に彩る
おもちゃ箱をひっくり返したような色とりどりのつるし雛が会場を春に彩る

同時に31日まで「菊盛記念美術館」で人形陶芸展、29日まで「良寛の里美術館」で長岡市内ご当地キャラ竹灯籠(たけとうろう)の展示が行われている。

人形陶芸展は群馬県沼田市に住む新藤廣子さんの作品約30点を展示する。会場のある長岡市和島地域を旅行したのをきっかけに10年ほど前から作品展が開かれている。土人形の風合いとあいまって柔和な表情をした人形にほっこりした気持ちにさせられる。

菊盛記念美術館では新藤廣子さんの土人形展
菊盛記念美術館では新藤廣子さんの土人形展

竹灯籠は、タケの胴に穴を開け、中にあかりをともすと点描のように絵が浮かびあがるという仕組み。毎年9月の第3日曜に和島地区で開かれるイベント「良寛てまり座」で、「良寛の里わしま」から続く「はちすば通り」約200メートルに渡って並べて夜に足元を照らす竹灯籠だ。

その中から和島地域の「なら王わし麻呂くん」をはじめ、「あぶらげんしん」、「よいたん」、「なかのん」など長岡市内各地域のPRに一役買うご当地キャラクターをデザインした竹灯籠が展示されている。

新型コロナウイルスの感染拡大で長岡市のほとんどの公共施設は閉館、イベントは中止さされているが、「良寛の里わしま」では「和らぎ家」で食事の提供を中止している以外は通常通りの体制だ。

良寛の里美術館では長岡市ご当地キャラクター竹灯籠を展示
良寛の里美術館では長岡市ご当地キャラクター竹灯籠を展示

外出も自粛ムードなので「良寛の里わしま」の指定管理者、NPO和島夢来考房では、人出が減ることを覚悟していたが、ふたを開けてみれば、つるし雛まつりが開幕して最初の週末は、過去最多と思えるほどのにぎわいだった。

2度目の週末となった7日も快晴の暖かい陽気に恵まれたこともあるのか、例年並みかそれ以上の集客。周辺は交通量が少なかったが、外出先が大きく減った分、数少ない営業している「良寛の里わしま」に客が集中したようだ。問い合わせは「良寛の里わしま」(電話:0258-41-8110)へ。


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